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小説AI評価の評価基準とスコアの読み方
NOVEL RANK は、投稿された日本語の小説を AI(Google の Gemini)が全文読み、7つの評価基準で採点します。このページでは、それぞれの基準が何を見ているか、点数をどう読めばよいかを説明します。実際のレポートはサンプルレポート(『羅生門』)で全文を読めます。
7つの評価基準
各基準を10点満点で採点し、7つの合計を100点満点に換算したものが総合点です。7つの重みはすべて同じです。
| 基準 | 何を見ているか |
|---|---|
| 引き込み力 | 冒頭〜序盤で読者を作品世界に引き込む力 |
| 文体・声 | 語りの独自性、文体の制御力、声の一貫性 |
| 人物・存在感 | 人物造形の深度、行動の必然性、関係性の構造 |
| 物語の流れ | プロット構成、伏線の設計と回収、構造的な緊張と解放 |
| 情感・共鳴 | 感情の喚起力、共感と距離の制御、読者の内面への作用 |
| 世界・雰囲気 | 世界設定の独創性と一貫性、設定が物語に与える構造的役割 |
| 読後感 | 結末の必然性と意外性、読了後に残る問いや余韻の質 |
書き手が意図して省略・暗示している箇所は、説明不足として減点しないように指示しています。弱点を挙げるときは本文を引用して根拠を示すことにしています。
書きかけの原稿は WRITING モードで評価できます。このモードでは「物語の流れ」を「ここまでの構成の推進力・方向性・伏線の設計」、「読後感」を「この先を読みたくなる牽引力」に読み替え、結末がないことを減点しません。WRITING モードの点は暫定なので、ランキングには使いません。
点数帯の目安
| 90点台〜 | 名作級。複数の基準で突出した強みがあり、読後に深い余韻が残る。 |
|---|---|
| 80点台 | 優良作。完成度が高く、個性や強みが明確。 |
| 70点台 | 習作。読める水準に達しており、光る部分もある。 |
| 〜60点台 | 課題あり。着想や個性はあるが、文章・構成・人物描写などに明確な弱点が残る。 |
同じ原稿でも、1回ごとの評価には数点のブレがあります。ランキングや作品ページの点数は、同じ原稿を評価した全回の中央値です。1〜2点の差は誤差の範囲と考えてください。
ジャンルごとの点の出方
ジャンルによって点の出方には差があります。自分の点を比べるときは、同じジャンルの作品と比べるのがおすすめです。下の表は、作者が投稿時にジャンルを選んだ評価の分布です(完成作として評価したもの。10件以上あるジャンルのみ)。
| ジャンル | 件数 | 中央値 | 真ん中の半分の範囲 |
|---|---|---|---|
| ファンタジー | 74 | 73.0 | 70.0〜77.1 |
| 純文学 | 65 | 75.7 | 73.0〜81.0 |
| 恋愛 | 42 | 73.0 | 70.0〜77.0 |
| SF | 35 | 75.7 | 72.8〜80.0 |
| その他 | 30 | 74.0 | 72.9〜81.4 |
| エンタメ | 28 | 82.9 | 77.0〜84.0 |
| ライトノベル | 27 | 72.8 | 70.0〜74.0 |
| ミステリ | 15 | 74.0 | 71.4〜78.0 |
| エッセイ | 13 | 75.7 | 70.0〜75.7 |
「真ん中の半分の範囲」は、点の低いほうから 25%〜75% にあたる範囲です。自分の点がこの範囲の上にあれば、そのジャンルの中では高めです。表は1時間ごとに更新します。2026年11月に評価モデルを切り替えたため、切り替え前と後の評価が混ざっています。ジャンル名を押すと、そのジャンルのランキングが開きます。
点数の使い方
AIによる評価には限界があり、スコアは作品の価値を決めるものではありません。点数そのものより、レポートの各基準の講評と「次作への提言」を、改稿の手がかりとして使ってください。作品を登録しておけば、改稿のたびに再評価して点の変化を追えます。