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Win〜彗星は南から

NOB

117,786 字

地方競馬ファンタジー家族ドラマ

"南国の風が運ぶ、魂の継承と家族の絆。彗星は、希望を乗せて南から来る。"

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エピローグ

 ジャパンカップの興奮から数日後、広美の自宅のチャイムがけたたましく鳴り響く。
 扉を開けると、慌てた様子の仁美が立っていた。

「仁美?どういたがで?こんな時間に、まあ上りや」

「……お姉ちゃん!口取り式の写真が届いたがやけど、ちょっと見て!」

 仁美の手に持った封筒の中身を確認した広美が、一瞬驚くも、姉妹は顔を見合わせて、微笑み合った。

「二人とも、来ちょったがやね」

「見よってくれたがやね」

 その写真は、ヘールボップにまたがる仁美を中心にして、両側に手綱を持つ関係者が並んだ口取り式の写真。
 端に、満面の笑みで写真に収まる。
 万次郎と、明美の姿が、しっかりと写っていたのだった。

おしまい

 

── 了 ──

読んでくれてありがとう。良かったら作者にスキを送ろう。

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