第三十話 四~五
真尋の魂は、泣くレンの口に吸い込まれた。レンの中には、無数の小さなものがひしめく巨大な世界があった。真っ二つに裂けていたその世界を、真尋は自分が広がることで繋ぎ合わせる。真尋が、接着剤だったのだ。体の戻ったレンの光線で、ヌーアンはあっけなく破裂した。
帝都の上空で、真尋は言う。楽団の奴らをやっつけちゃおうか。レンは泣いた。今度は笑いながら。その声とともに無数の光の線が空と地上と宇宙を走り、十七億光年先の楽団まで消し去っていく。セルドナ中で、戦っていた者たちがその光を見上げた。タルザスは、二人を追い詰めたのはわざとだったと明かし、トビシキに貫かれる。
( ^ω^)「四と五、読んできたお!!!真尋、生きてたお!!!」
ξ゚⊿゚)ξ「生きてるって言っていいのかしら」
(´・ω・`)「魂はね」
( ^ω^)「レンの中にでっかい世界があって、小さいのがいっぱいいて、『真尋さん、膝枕ー』って言ってたお」
( ・∀・)「で、真尋が『うるさいっ。一旦黙れっ』な」
( ^ω^)「膝枕、第三部からずっと引っ張ってるお……」
( ^ω^)「それで、裂け目を真尋が埋めて……題の接着剤、真尋のことだったお!」
( ^ω^)「……で、なんで真尋が接着剤なんだお。というかどういうことなんだお」
( ・∀・)「書いてない」
ξ゚⊿゚)ξ「書いてないわね」
(`・ω・´)「書いてないな」
(;^ω^)「レンの中のあの世界は、何なんだお」
(´・ω・`)「書いてない」
(;^ω^)「……ん……んーーーー。まあ、最後には回収されるお!読み進めるお!ってなったお」
( ^ω^)「そんでヌーアンは、レンの光線で一発で破裂したお」
(`・ω・´)「昔は、Aクラスが二千人近く集まってようやく倒した相手だ」
ξ゚⊿゚)ξ「あっけなかったわね」
( ^ω^)「真尋本人も『あれー、あっけなかったねえ』だったお」
( ^ω^)「で、帝都の上で『楽団の奴らをやっつけちゃおうか』『では。始めましょうか』だお!!!ここ、めちゃくちゃかっこよかったお!!!」
(´・ω・`)「そしてレンが泣く。百五億年前と違って、泣き声の最後に『ん』じゃなくて『い』がついてたんだよね」
ξ゚⊿゚)ξ「グランの『泣き笑い男』の命名、好きよ」
(´・ω・`)「推しがいいこと言った……」
( ・∀・)「その横で、呪追がアイルガラスト振り回して、自分の上半身消し飛ばしてるのな」
('A`)「公園の『九十二億才だもん』『えっ、その年でそんな弱いの』からの殺し合いも、おもろすぎるだろ」
('A`)「……キルマの『俺の往く道には、無縁のものだ』もな」
ξ゚⊿゚)ξ「峰子の啖呵、バンドの曲とセットで売り出す話まで出てたわよ」
('A`)「本人の黒歴史になるやつだろ、それ」
( ^ω^)「……それより、タルザスだお。わざとレンと真尋を追い詰めてたお。間奏十でボーメロイが言ってた通りだったお」
( ^ω^)「裏切りじゃなかったけど……やり方が最悪だお」
(`・ω・´)「言ったろう。選ばせているようで、選ばせない男だと」
('A`)「トビシキの『ならまず一回目死んどけ』、最高だったな」
(´・ω・`)「レンはそのまま、楽屋裏に飛び込んでいった。次で最後だよ」
( ^ω^)「……行ってくるお」
※第三十話 ハッピーエンド(接着剤的な) 四~五:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844958563586
────────────────
まだコメントはありません。最初のひとことをどうぞ。