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( ^ω^)ブーンたちは新しいラブソングを読んでいくようです

ナン・ルーナック

38,219 字

メタフィクション・書評小説・原作布教

"愛と狂気の宇宙戦争を、ブーンたちと笑い泣きながら読破する極上のメタ読書会。"

目次(4 章・いまは第 4 章)
  1. ( ^ω^)ブーンたちは新しいラブソングを読んでいくようです
  2.  第二十九話 六~十
  3.  第三十話 四~五
  4.  第三十話 六~九
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 第三十話 六~九

 楽屋裏の『無為の花園』で、『彼』とアブクドエがようやく向き合う。世界を滅ぼせる無限の力は、法則を憎む男に通じず、『彼』は痛みに歓喜した。そこへ泣きながら笑うレンが飛び込み、光の剣と拳でアブクドエを圧倒する。止めになったのは、ミネガの言葉だった。

 最後にリドックが連れてきたのは、高城優里の生まれ変わりの少年。少年に背中を触れられたアブクドエは、溶けるように消えた。敗北を認めたスタンは、カルバの仕込んだ爆弾で吹き飛ぶ。

 戦いの後、来幸浜を見下ろす丘では、ザム・ザドルが新しい世界を創る装置を前にしていた。真尋はレンの中に入ったまま、等身大の依り代人形を作ってもらうことにする。凱旋した皇城下公園で、コー・オウジは言った。これぞハッピーエンドですね、と。

 

( ^ω^)「……最後まで、読んだお」

(´・ω・`)「お疲れさま」

( ^ω^)「『彼』とアブクドエが、やっと向き合ったお」

( ・∀・)「『彼』の名乗りが『名前がないので……』だぞ。で、『笑った方がいいのか。ちょっと待て。笑ってみる』」

ξ゚⊿゚)ξ「かわいいじゃない」

('A`)「その後、頭から腹まで裂かれて『凄くいいっ』だけどな」

( ・∀・)「『池のほとりでコントやってるのは、ちょっと違うと思うんだよなあ』って、突入組もぼやいてたな」

( ^ω^)「そこにレンが飛び込んで、『これは、嬉し泣きです』だお!」

( ^ω^)「真尋からの伝言は『知るかボケッ』だお!!!」

ξ゚⊿゚)ξ「最高の伝言ね」

(`・ω・´)「止めは、剣でも拳でもなく、ミネガの言葉だったな」

(´・ω・`)「『あなたは今、法則と創造主に反逆する権利を自ら放棄したのですよ』」

(`・ω・´)「……戦士としては、少し複雑だがな」

( ^ω^)「アブクドエの負け方は、うまいと思ったお。……でも、だんだん嫌な予感がしてきたお」

('A`)「謎が回収されないまま終わるんじゃないか、ってやつな」

( ・∀・)「そこにフロウが『お邪魔しまーすっ』で来て、リドックとエスカも一緒だった!ほら、俺の言った通りだろ!!!」

( ^ω^)「アブクドエは、高城優里の生まれ変わりの子に背中を触られて……消えたお」

( ^ω^)「『なんとなく。辛そうだったから』って」

ξ゚⊿゚)ξ「……それだけで、充分だったのよ」

('A`)「で、間奏七で背中を叩かれた件は?」

( ^ω^)「……触れてなかったお」

( ・∀・)「『彼』は『俺を殺してくれる筈だったのに』って、しょんぼりしてたな」

( ^ω^)「スタンも、『次こそは』って言い終わる前に、カルバに爆破されたお」

('A`)「すたーーーん!お前はそんなもんじゃないだろーーーー!!!」

ξ゚⊿゚)ξ「最後まで不憫だったわね」

( ・∀・)「コー・オウジが『最後に敵の要塞が大爆発するパターンじゃないのかなあ』って言って、本当に爆発させるのな」

( ^ω^)「ラストの場面でザム・ザドルが出てきて、新しい世界を創る装置のケースが開いて……」

('A`)「世界の黒幕が揃い踏みして、中身は見せないのかよ」

( ^ω^)「公園でコー・オウジが『これぞハッピーエンドですね』って言って……」

( ^ω^)「(全編 完)」

( ^ω^)「……え?」

(;^ω^)「これで終わりかお?」

(´・ω・`)「終わりだよ」

(;^ω^)「いやいや……ちょっとこれじゃあ、あまりにも不完全燃焼だお」

(;^ω^)「三割は!?『救い』の依頼は!?リテシア同盟ができた話は!?」

(´・ω・`)「……そういうのは、日を改めて、たっぷり話そうか」

( ^ω^)「……もう一度、一話から読み返しておくお」

※第三十話 ハッピーエンド(接着剤的な) 六~九:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844958625084

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(´・ω・`)「まあ各々言いたいことはあるだろうけど、とりあえず締めようか。推したい箇所一つ語ってくれ」

( ・∀・)「一つに絞れるかよ……MUW号の全員集合だな。シリーズを追ってきてよかったって、本気で思えた」

ξ゚⊿゚)ξ「ジオとヴァイレック。……でも推したいのは、『魔術師』の最後の会話なの」

( ^ω^)「新ラブの話じゃないのかお」

ξ゚⊿゚)ξ「繋がってるのよ。負けたヴァイレックが『私はもう、取り返しがつかない』って言って、ジオが『そうかな。取り返しがつかないとは思わない』って返すの。粉々に磨り潰された魂も、いつかは回復するって、レンもリドックも信じてる、って」

(`・ω・´)「……リリーアの魂の話か」

ξ゚⊿゚)ξ「その二人が、新ラブでは並んで呪いと戦ったのよ。……ちょっと泣けるわ」

( ^ω^)「ツンが真面目に語ると調子狂うお」

ξ゚⊿゚)ξ「ぶっ飛ばされてぇか?」

('A`)「俺は峰子が印象に残ってるな。第二部の銃撃から、最後の啖呵まで。若干のインチキさも感じたが」

('A`)「作者の覚書で、峰子のこと『知と美と暴と煮え滾る情熱を併せ持った人中の怪物』って書いてあったしな。その通りだと思うぜ」

(´・ω・`)「作者公認の怪物だね」

(`・ω・´)「俺は、キルマとディンゴだ。同じ覚書に、カイストの一つの原型がキルマで、理想的な戦士のスタンダードがディンゴだと書いてあった」

(`・ω・´)「……二人とも、最後までその通りだった」

(´・ω・`)「僕はスタン・ナバルかな。準備とか計画は入念なのに、ところどころ甘い部分があるように思えて、純粋な悪役だと思えなかった。きちんとした参謀を添えるべきだったね。彼の性格上やらなそうだけど」

( ^ω^)「ブーンは、真尋だお」

( ^ω^)「第一部の『屑野郎共、くたばれ』から、最後の『こんの糞野郎がああっ』まで。真尋は、ずっと真尋だったお」

ξ゚⊿゚)ξ「……分かってるじゃない」

('A`)「……で、言いたいことは山ほどあるんだが」

( ・∀・)「三割」

ξ゚⊿゚)ξ「『救い』」

(`・ω・´)「リテシア同盟ができた話」

( ^ω^)「四千世界の構造とか、ラ・ルークとか委員会とか……まだいろいろあるお!」

(´・ω・`)「それは、次の会にしよう。今日は、読み終えたお祝いだ」

('A`)「……しかし、『次の更新を待つ側だ』とか格好つけてたけどさ。もう、待つものもないんだな」

(´・ω・`)「作者の覚書だと、まだ『彼』の話の『旅人』と、短編が三つか四つ残ってるらしいよ」

('A`)「……なら、まだ待つ側だな」

( ^ω^)「待つのは得意だお。レンなんか、百五億年待ったんだお」

ξ゚⊿゚)ξ「あんたは三十話積んでただけでしょ」

(;^ω^)「……それも立派な待ちだお」

(´・ω・`)「待っている間にやるから楽しいこともあるよね」

( ^ω^)「次は、物申す会だお」

( ^ω^)ブーンたちは新しいラブソングを読んでいくようです。(完)

── 了 ──

読んでくれてありがとう。良かったら作者にスキを送ろう。

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