← 作品ページへ戻る

#REVΞRs FALL

連載中(書きかけ)

赤間世穹

39,656 字

現代青春アイドル群像劇

"これは、世界に叛逆する堕天使たちの、始まりの歌。"

芸能界に反発する紫久間ロイが集めた、境遇も才能も異なる4人。 彼らが結成したのは、顔も素性も明かさず、音楽だけで世界に挑む謎のユニット《#REVΞRs FALL》。 目指すは、トップアイドル《スターライズヘブン》のその先。 光の届かなかった場所へ、自分たちの音を届けるために。 これは、堕ちた光たちの叛逆の物語。

← 右から左へスクロール

第5話

○タクシーで移動中……
ロイ「…………(少しでも顔見せに行く⁠
 か……)」
   着信
ロイ「……(親父……)」
トロイ〈俺を納得させなければ家から出さん⁠
ぞ。再三言っているがな〉
ロイ「……(分かっているくせに、今⁠
 更……)」
○秘密基地にて
アイナ「そういえば、スタヘブのハニーとセ⁠
 ラに会ったわよ」
メル「え⁉️学校で⁉️」
エト「同じ学校なんだ」
アイナ「そうみたい。急に騒がしくなった⁠
 わ……」
メル「テレビと同じ感じなのかな?素も」
エト「あの人たち、結構カメラが無くても明⁠
 るい人たちだったかもな……」
メル「会ったことあるの?」
エト「少しだけね、ロイさんも多分会ったこ⁠
 とあると思う」
アイナ「意外と身近なのねー」
メル「えーあたしも会いたいなあ」
エト「スターヴォイスフェスで会えると思い⁠
 ますけどね」
メル「それもそっか!」
アイナ「もうちょっとやったらあたし帰るわ⁠
 ね」
メル「切ない(´•ω•`)」

○スタヘブハウス
ジブリル「あら、お友達が出来たの?」
セラ「うん!多分あの子も音楽やってると思⁠
 うんだ!」
オリー「話してないの?」
セラ「直感!」
オリー「ええ……」
ラフィー「いいなぁ、僕も会ってみたいな⁠
 あ」
ミシェル「いずれ会えるでしょう、きっと」
ハニー「明日聞いてみればいいんじゃな⁠
 い?」
セラ「うん!そうする!😆✨」
ジブリル「よしよし🫳(セラの頭を撫で⁠
 る)」
セラ「えへ〜!」
ラフィー「いいなぁー僕も〜!」
ジブリル「順番ね〜☺️」
ミシェル「(スターヴォイスフェス……音楽⁠
 の道をゆくものなら、きっとそこ⁠
 で……)」
○しばらくして、秘密基地にて
ロイ「……ただいま」
メル「あ!来た!」
ロイ「なんだ?待っていたのか?」
メル「アイナちゃんが来てたんだけどね〜⁠
 さっき帰っちゃった😔」
ロイ「そうだったのか。すまないな、あとで⁠
 連絡しておこう」
エト「ご飯食べてきます?」
ロイ「いや、問題ない。少し顔出したらすぐ⁠
 帰るつもりでね」
メル「忙しいならわざわざ来なくてもいいん⁠
 じゃない?」
ロイ「いや、リーダーたるもの、メンバーだ⁠
 けに任せる訳にはいかないからな」
メル「さすがイケメン」
エト「あはは…」
ロイ「では、僕はこれで」
メル「ちょっとくらい休んでけばいいの⁠
 にー」
ロイ「すまないな、また改めて来よう」
エト「仕方ないですね、お気をつけて」
ロイ「ああ、おやすみ」
メル「おやすみ〜」
   ロイ帰宅
メル「…なんか、切羽詰まってるような感⁠
 じ」
エト「うん、心配だね」
メル「みんな頑張りすぎだよね〜!君もね‼⁠
 ️」
エト「あ、あはは」
メル「うーん、どうにかできないかな〜次の⁠
 動画も撮りたいじゃんね…あ」
エト「?」
メル「ちょっと、ほんの数秒、動画回してみ⁠
 るとかどう?」
エト「うーん…」
メル「さすがに?」
エト「さすがに…」
メル「まあそうか…」
エト「まあでも、動画を撮るハードルを下げ⁠
 るという意味では、わからなくはない、か⁠
 な?」
メル「うんうん!」
エト「でも、正体不明の、の部分が霞むと思⁠
 うかな」
メル「まあ、そうだよね…どうにか集まれる⁠
 ときにがんばんなきゃだけど、やっぱり二⁠
 人大変そうなのがね」
エト「そうだね、でも、やるしかないかな」
メル「うん…よし!なんかさ、二人だけで⁠
 色々考えといて、後で共有するってのはど⁠
 う?!」
エト「いいと思う」
メル「よし!じゃあそうしよう!」

   ×     ×     ×

○紫久間家にて
トロイ「また例の家に行っていたのか」
ロイ「貴方には関係ないでしょう」
トロイ「ふん。認めてないぞ、俺は」
ロイ「…スターヴォイスフェスで証明して見⁠
 せましょう。必ず」
トロイ「ほう?言うようになったじゃないか⁠
 息子よ」
ロイ「きっとそれでも貴方は認めないので⁠
 しょうが」
トロイ「(カフカ、待っていろよ…必ず打ち⁠
 倒してやる)」

○羽十波家にて
アイナ母「勉強どうなの? 順調?」
アイナ「うん」
アイナ母「本当? またサボって絵描いてる⁠
 んじゃないの?」
アイナ「してるもん」
アイナ母「嘘ばっかり」
アイナ父「まあまあ、どうせテストでわかる⁠
 んだからいいじゃないか」
アイナ母「あのねぇ」
アイナ「(信用ないってのも切ないなあ…み⁠
 んな誰かに信じてもらえてるのに、あたし⁠
 だけ…)」
○自室
アイナ「…はーあ。(ベッドに倒れ込む)つ⁠
 まんないの。…勉強したって、やりたいこ⁠
 となんて…(絵も、音楽も、全部やりた⁠
 い。ここじゃできない。 ……ハウス行こ⁠
 うかな、止められるかな)」
   深夜…
アイナ「(…バカなの?明日も学校あるの⁠
 に…)(忍足で玄関から脱出、ハウスまで⁠
 走る)(でも、もう本当に限界、つらい、⁠
 あそこにいたい。あそこじゃないとだめな⁠
 の…!)」
○りばふぉるハウスに到着
アイナ「ぜぇ…ぜぇ…はぁ…ああ…つい⁠
 たぁ…ばかあほぉ…」
メル「ん?あれ!?アイナちゃん!?どうし⁠
 たの!?」
アイナ「あ、メル…」
メル「ええ、大丈夫!? こっちおいで!」
アイナ「……あぇ」(涙が溢れ出る)
メル「アイナちゃん!??」
○ハウス内
エト「どうしたの?」
メル「えーんアイナちゃんどうした⁠
 の〜〜〜〜!😭」
エト「なんで二人して泣いてるの…?」
アイナ「わかんない!しらないわよ!」
エト「こっちおいで、ホットミルク作るね」
アイナ「うう…」
メル「嫌なこと言われた?つらい?」
アイナ「わかんない」
メル「うんうんそっかよしよし…」
エト「はい、どうぞ。二人とも落ち着いて」
アイナ「ん…(ホットミルク飲み干す)う⁠
 まぁ…」
メル「うま〜」
エト「家を抜け出してきたの?」
アイナ「ん…自分でもびっくり」
メル「そっか…よしよし」
アイナ「…」
メル「頭撫でても嫌がらないなんて…ぎゅっ⁠
 (アイナをギュッと抱きしめる)」
エト「きっと相当辛かったろうね、もちろん⁠
 いていいけど、学校の方はちょっと心配だ⁠
 な。どうする?…どうしたい?」
アイナ「どうしようね、スマホ置いてき⁠
 ちゃった」
メル「行くにも休むにも連絡した方がいいよ⁠
 ね、もう本当にここにいて…一緒に寝よ…⁠
 🥺」
アイナ「…絵描きたい」
メル「うんうんいっぱい描きな!」
アイナ「…(力無く立ち上がり部屋へ行⁠
 く)」
エト「…(アイナの背中見て静かにため息を⁠
 つく)心配だな」
メル「切羽詰まってると言うか、むしろ今ま⁠
 で我慢してたものが解放されて、でも親か⁠
 らの圧力とかいろいろあって…みたいな」
エト「うん…そうなんだろうね」
メル「大丈夫かな…」
○自室
アイナ「…(無我夢中で一枚描き始める)」
○リビング
メル「一応、連絡しとく?」
エト「連絡?」
メル「ロイくんに…」
エト「寝てないかな」
メル「わかんないけど、でも…」
エト「一応、そうだね。メールくらい」
メル「うん(ロイにメールを送る)」

○紫久間家、ロイ自室
ロイ「…次の曲は…(スマホが振動する)⁠
 む、メールか。なんだ……アイナが?…一⁠
 大事だな」(上着と車の鍵を持って家を出⁠
 る)
○りばふぉるハウス
メル「……なんか、静かだね」
エト「そうだね」
メル「…いっぱい問題抱えてるね、私たち」
エト「うん…」
メル「でも、多分これは、重要なんだと思⁠
 う。大事なことで、乗り越えたら、…」
エト「うん…」
メル「…エトくん寝ないの?」
エト「メルさんも」
メル「えへ…アイナちゃんのこと心配だか⁠
 ら…」
エト「うん…俺も」
しばらくして
ロイ「アイナは」
メル「ロイくん!?」
エト「(やっぱりくると思った…)」
ロイ「一大事だろう」
メル「イケメンすぎる…」
エト「部屋で絵描いてるよ」
ロイ「わかった。様子を見てこよう」
○アイナ自室
アイナ「………」
ロイ「アイナ……む、寝ているのか」
アイナ「…」
ロイ「……泣いていたか。…(アイナの頭を⁠
 軽く撫でる)ずっと孤独に戦っているんだ⁠
 な。もっと僕たちを頼って欲しいところだ⁠
 が、きっと難しいのだろう。…そろそろ⁠
 帰った方がいい(アイナに上着を被せ抱き⁠
 上げる)」
○リビング
メル「あら」
エト「どうしたの?」
ロイ「絵を描き上げてそのまま眠ってしまっ⁠
 たようだ。保存はしてあるようだったか⁠
 ら、もうこのまま実家へ送り届けようか⁠
 と」
メル「心配だなあ…」
エト「ついてこうか?」
ロイ「問題ない」
メル「はたから見たらちょっと危ないんだよ⁠
 なぁ」
ロイ「そうか?」
メル「あたしがついてくよ、エトくんは先寝⁠
 てなよ」
エト「待ってるよ」
メル「ううイケメン…😭」
ロイ「ではアイナを頼む」
メル「うん!」

   ×     ×     ×

○羽十波家…
アイナ母「アイナ!?なんで、え??あなた⁠
 たちは…?」
ロイ「夜分遅くに申し訳ない。僕と彼女は同⁠
 じ志をも
メル「一緒に音楽活動してまして!四人で一⁠
 緒に活動してるんですけど、活動拠点がこ⁠
 こから近いので…あ、アイナちゃんは何も⁠
 悪くないんです!あたしが呼んだんです⁠
 よ、本当にすみません!」
アイナ母「この子まだ高校生ですよ!?」
ロイ「ええ、本当に申し訳なく
アイナ母「この子勉強しないと思ってたらそ⁠
 んなことしてたの!全く、起きたらお説教
ロイ「お母様、アイナさんをそれほど拘束す⁠
 るのは何故でしょう」
アイナ母「お母様って…拘束?してないわ⁠
 よ。親として当然じゃない、子供の将来が⁠
 大事に決まってるもの」
ロイ「なら彼女が一番大事にしているもの、⁠
 何かご存知ですか?」
アイナ母「お絵描きじゃないの?いつもして⁠
 るじゃない」
ロイ「…」
メル「アイナちゃんにとって絵を描くことっ⁠
 て、ずっとずっと大事なことだけど、活動⁠
 そのものに意義を見出してると思うんで⁠
 す。あたしたちとの活動に、そうじゃない⁠
 と夜遅くに、呼ばれたからって来ないです⁠
 よ」
アイナ母「…でも」
ロイ「ええ、学業は重要です。僕も学生です⁠
 からわかります。ですが、それだけではあ⁠
 りません。勉強なら僕が教えられます。少⁠
 しの間で構いません、あまり口を出さない⁠
 であげてもらえませんか」
アイナ母「…」
メル「お願いします」
アイナ母「……もういいですか?」
ロイ「わかってもらえれb(扉を閉められ⁠
 る)…」
メル「窮屈そうだなあ」
ロイ「…」
メル「ロイくん、そういえばきて大丈夫だっ⁠
 たの?
ロイ「何がだ」
メル「いや、すぐ帰ってたし」
ロイ「父と話すこともあったからな、メルを⁠
 送り届けたら帰るよ」
メル「そっかぁ…」

   ×     ×     ×

○翌日、羽十波家
アイナ母「ねえ、アイナ」
アイナ「…何?」
アイナ母「あのイケメンと女の子誰?どう⁠
 やって知り合ったの?ずっと何してるの?⁠
 本当に勉強してるの?ねえ」
アイナ「な、なに、なに?」
アイナ母「どこ行ってたのって聞いてるの」
アイナ「え、いや…」
アイナ母「なんで答えてくれないの!」
アイナ「なんでって…(言ったってすぐ否定⁠
 してくるくせに…)」
アイナ母「(深いため息)早く支度しなさ⁠
 い」
アイナ「うん」
○学校にて
アイナ「はぁ…(昨日、なんだったんだろ。⁠
 全然覚えてない、夢? …でも、あの上⁠
 着、ロイの……え?まって?どういうこ⁠
 と?…今日行けばわかるかな…)
   昼休憩
アイナ「(そういえば、あの子たちって)」
セラ「いた〜!アイナちゃ⁠
 ん〜〜〜〜〜!!」
ハニー「ちょっとキララぁ!走んないで⁠
 よ!」
アイナ「(噂をすればなんてやら…)どー⁠
 も」
セラ「きゃ〜!(アイナに抱きつく)ねね、⁠
 お話ししよ!」
アイナ「お話しって…」
ハニー「全くもう。らぶちゃんはとめたから⁠
 ね!」
セラ「だってぇ、ね、音楽やってるんだよ⁠
 ね?」
アイナ「え?なんで?」
セラ「あれ、違う?じゃあなんか活動やって⁠
 たりしない?」
アイナ「だからなんでよ…」
ハニー「悪いわね、この子ったら直感的だか⁠
 ら」
アイナ「野生児かよ」
セラ「えー何かやってると思ったんだけどな⁠
 あ…じゃあじゃあ好きなものなあに?教え⁠
 て!」
アイナ「うぅ…」
ハニー「キララ」
セラ「教えてよぉ🥺」
アイナ「…(結構疲れるわねこの子…)好き⁠
 なもの…?」
セラ「うん!」
アイナ「……絵、とか」
セラ「絵描くの!?見たい!」
アイナ「嫌!」
セラ「なんでぇ🥺」
アイナ「なんでよ…」
ハニー「こんなのが急に来たら怖いわよね、⁠
 キララ行くわよーほらー」
セラ「え〜〜ん!やだぁ〜!😭(ハニーに手⁠
 を引かれて連れていかれる)」
アイナ「……そう言う感じなのね…」
   放課後
セラ「アイナちゃ〜〜〜〜〜〜ん!」
アイナ「(無視しよ)」
セラ「あれぇ?」
ハニー「あんたがしつこいからよ」
セラ「そうかなぁ🥺」
ハニー「…(余裕ないのかもね…)」
りばふぉるハウス
アイナ「……ふぅ…ただいまぁ…」
メル「アイナちゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜⁠
 ん!!(アイナに抱きつく)」
アイナ「ぅぐっ」
エト「おかえり」
アイナ「ぎぶっぎぶっ」
メル「え〜〜〜〜んもう大丈夫????また⁠
 お絵描きしてく????」
アイナ「また?またってなによ」
エト「昨日覚えてないの?」
アイナ「昨日?……えーっと…あ。上着…」
メル「ロイくんの上着?」
アイナ「え?なんで知ってんの」
エト「……メルさん、説明してあげたら」
メル「そっか限界すぎて覚えてないんだ!」
アイナ「え?」
メルから一通り説明を受ける…
アイナ「………………ま?」
メル「うん」
アイナ「…」
エト「覚えてなかったかぁ」
アイナ「…ロイに、………そか…え…今日来⁠
 るかな、返したいんだけどこれ」
メル「(最初に出てくるのがそれなんて…)⁠
 いい子😭😭」
アイナ「え?」
エト「ふふ」
メル「あたしが渡しとこうか?」
アイナ「…とりあえず、勉強してく」
メル「うんうん☺️」
エト「(自分で渡したいんだろうな…)」

── 了 ──

読んでくれてありがとう。良かったら作者にスキを送ろう。

作品ページへ戻る

コメント

まだコメントはありません。最初のひとことをどうぞ。

しおりを挟みました