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偽典演舞

ナン・ルーナック

21,280 字

メタフィクション・二次創作

"自らの存在すらも伏線となる、極上のメタフィクション。"

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エピローグ

どこでもない場所に、本棚がある。

 ひと際荘厳な棚に、本が並んでいる。その棚は、何も変わらない。

 その周りを、いくつかの棚が取り巻いている。カイの図書館とは比べものにならない少なさの。

 違う世界の誰かが書いた、この世界では起こりえなかった物語。最後まで書かれたものも、途中で止まったものも、全部ここにある。余白には、相変わらず、誰かの細かな書き込みが続いている。

 ある棚に、『偽作演舞』という本が並んでいる。

 その隣に、『偽典演舞』という本が新しく並んだ。

 (完)

── 了 ──

読んでくれてありがとう。良かったら作者にスキを送ろう。

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