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その鳥は

赤間世穹

127 字

寓話詩、掌編小説

"憧れは、やがて呪いへと変わる。ある魂の軌跡。"

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生まれ落ちた鳥は、憧れた。
育つ過程で、他を羨んだ。
その過程で、世を儚んだ。

生まれ落ちた鳥は、後悔した。
育つ過程で、覚悟した。
その過程で、それをあやめた。

生まれ落ちた鳥は、恨んだ。
育つ過程で、他を憂いた。
その過程で、その社会を呪った。

── 了 ──

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