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「いつかやろう」は、きっと来ないと思った。 あの頃の俺らに

永遠のコメディ

3,855 字

エッセイ・人生論

"「いつかやろう」は、きっと来ない。35年働いてきた無職の男が語る、人生の「決断」と「誇り」。"

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先日、四半世紀ぶりにSNSを再開した「俺」ですよ。

で、いきなりなんですが、noteに来てまずびっくりしたこと!
それは皆さんのお行儀の良さ、なのね。

どこを、どんなに探しても、
ネガティブなことなんてどこにも書いてない。
あたかもシンガポールの街並みのような、
美しい景観を誇るこの「note村」。
ここでゴミを捨てたら絶対罰金取られるよな、
と言わんばかりの清潔な街並みは、
俺にとっては、ちょいと座りが悪かったりもするんですよ。
俺とはちょっとね、お上品さがね、違うよね。
俺からすると、マザー2で言うところの
ハッピーハッピー村みたいな、ね。
例えばさ、
あー映画「Michael/マイケル」金返せ超えて、
ディザスター級に酷かったぁ!
って言いてー!
と、そんな時ってあるじゃんよ。

でも、そんなこと言おうもんならさ、
「おや、あなた、心が疲れているのですね」
って青いペンキかけられたら怖えー。
て感じ・・・?
ブルーブルー
とか思ってさ、
「言っちゃっていいかな?」ってAI君に訊ねたのね。
そしたら遠回しに、
「あの村でそれ言っちゃダメ」って言われた(笑)
ってことで本題にいきまーす。
本日の本題はこれ!

やるべきことは、遅まきながらでも、やるべきだ!の話

です!
noteでいいなと思うのはね、
「はじめてのnote」があることだね俺的にはね。
何かを新たに始めるって、いいよねぇ。
でもって、何かを新たに始める人を見るのって、更にいいよねぇ。
好きなのよ、そういうのが俺はさ。
たかが(失礼)noteを始めるんだって、
何かきっかけが必要だったり、
始めても、続くのかな?無理かな?って不安があったり。
世の中にはそんな人がたくさんいてさ。
でもちょっと頑張って一歩を踏み出す、
そんな姿を見ることができるのって、
とっても気持ちがいいことです、俺的に。
でね、中にはただ始めるんじゃなくてさ、
これまで続けてきたことを辞めてまで、
新たな始まりに挑戦する人たちもいるわけさ。

「興味を持つたび、私は諦める理由を探していた」

昨日コメントさせてもらったのはさ、
「私は4年生の大学を卒業し、一般企業に勤めたのち、
現在は専門学校に通っています」

って言うお嬢さんでさ、
「専門学校:医療系の国家資格を目指しています」
なんだって。
勤めてた仕事辞めて、学校入り直すって、
口で言うほど簡単な決断じゃないと思うのよ。
で、俺に刺さったのが、

「興味を持つたび、私は諦める理由を探していた」
ってやつでさ、
冷静かつ客観的な自己分析をされてて、
きちんと考えて、考えて、考えた上での決断なんだろうなぁ、
と思うと、尊いよねぇ。
今のままでいいのか?自分を変えたい。
って思う局面って、誰の人生にもきっとあるよね。
思い切って新しい環境に飛び込む人と、
あえて、そこに残る人がいて、
どっちも尊い「決断」だと思うんだよね。
ただし、それは「決断」すれば、
だと俺は思っててさ。
ただなんとなーくズールズル、
ちゅーのはやっぱり良くないなぁ、って思うのさ。
あとね、社会人→学生の人って、
こと、同級生との比較においては、
圧倒的に優位だと俺は思っていて、
これが結構でかいと思う。
昔ね、ファッション系の専門学校の生徒さんを
取材したことがあってさ。
この方は在学中にもかかわらず、
比較的大きな賞を受賞したんで、
取材対象になったんだけど。
取材してみると、学内の賞やコンクール総なめにしてる、
超優秀な生徒さんでさ。

そしたら彼女が言うんですよ。
「これ絶対に内緒なんですけど、わたし高校でて、
一回就職して3年働いてから、ここ来てるんですよ」
って。

彼女曰く、彼女曰くですよ。
18歳くらいだと、
学校出たてと社会経験してる人との経験値が、
天と地ほど違うと。
そして、その社会での経験”知”を活用すれば、
同級生より抜きん出るのはチョロいと。

かつ、なんとなく親のお金で来ている子達と、
自分が3年間貯めたお金で来てる自分とは、必死さが違う。
経験”知”と必死さが違えば、
自ずと結果は変わってくると。
「なんでみんなには内緒なの?」
って聞いた時の彼女の返事に圧倒されたよね。
これが21歳の女の子の考え方なの?って。
彼女の答えは、

「みんなに気づかれないまま、ぶっちぎりの首席で卒業して、
誰よりいい条件のファッションの仕事に就く権利を得るため」
「対策されたら、私の優位性なんてあっという間に崩れる」
すごっ、立派だよねぇ!
圧倒的優勢な立場で突っ走ってるのにも関わらず、
この危機感!
「苦労が身につく」って、
この人のための言葉だと思ったよ。
俺自身、大学時代にちょっとフラフラしちゃってて、
社会に出たのが人よりも遅くて、
社会人デビュー25歳だったのね。

で、やっぱ同期入社より、たかだか3年の経験の貯金があるだけで
全然有利に事が進むのさ、
仕事できる→褒められる→自信がつく→いい仕事が出来る
→褒められる→過大評価される→何やっても褒められる。

この正のスパイラルに乗ることで、
大した能力もないのに(せいぜい人並みって意味ね)
その後の人生に大きな影響が出たもんだ。
だからさ、
「興味を持つたび、私は諦める理由を探していた」
っていう彼女さんにはさ、

「遅れて始めることは不利ではなくて、
むしろ強力な武器になるよ」
って言ってあげたいよね。

「いつかやろう」は、きっと来ないと思った。

あと、もうお一人が、

「でも、『好きなことに挑戦しないまま人生が終わるのは嫌だ。』
という気持ちが、少しずつ大きくなっていきました。」

「私は現在、服飾の仕事をしています。 転職して約2年目になります。
その前は、10年以上工場で働いていました。」
って方でさ。
文面から察するに、異業種への転職?
しかも脱サラして個人事業主になったぽい?
よね。
これはメッチャ大きな決断だったと思うのよ。
そんな彼が書いた、

「「いつかやろう」は、きっと来ないと思った。」
これが刺さりました、俺には、ね。
刺さる人多いと思います。
また俺の話で、ごめんなさいなんだけどさ、
25歳で就職した会社、10年で退職して、
まあ俺の場合は同じ業種だったんだけど、
フリーになったのよ。
当てなんてなんもなくて、当時長女が2歳でさ。
どーすんの一体?って、普通思うよね。
でもね俺も、彼と同じだった。
俺はできる、
絶対にもっと大きな場所で仕事できる。
通用する!
はず、、、
って自信だけはあって、
でも、その時の仕事を鬱々とやってたのさ。
その時思ったもんね、全く同じことをね。
「いつかやろう」は、きっと来ない。
で辞めて、フリーになりました。
でもさ、
それが良かったかどうかは、
今となっては、わからないじゃん、
それがイイのさ!
と、思うんだ俺はさ。
人間2つの人生を歩けない以上、
どっちが良かったかを、こう並べてみてさ、
見比べて比較することなんて、できないでしょ?
だからどっちが良かったかなんて、
永久に分からないじゃん。
そこが、超長期的課題のいいとこだよね。
比較ができない。

お爺ちゃんになって思うのは、
特に余命を告げられちゃって
「あともう少しですよ」
って教えてもらってからわかるのはさ、
(あっ、これネタとかキャラとかじゃなくて、
の、話なんよ。
まぁいいや)

若い時は、どうしても、成功か失敗か、
勝ちか負けか、正しかったか、間違っていたか、
で人生を裁断しちゃうじゃんか。

でもね、時間が不可逆に流れ、
色々なもの、大切なものも、そうでないものも、
失い、諦め、疲れ、
それでもなお生きてるとさ、
次第に「全部混ざっていたんだな」
と見えてくるのさ。
でねその時々に、
どっちの選択の結果が良かったか?
なんてもうどうでもよくてさ、

でもただ、きっと来ないはずの
「いつかやろう」を、
俺はやったか?やらなかったか?
それは事実として残っちゃうよね。
これはいい悪いじゃないんだけどさ、
俺にはさ、
俺はその時「決断し、飛んだ」人間だ、
っていうね、どうでもいいけど、
「誇り」みたいな物は残ってるよね。
死期が迫ると実感しちゃうんだけどさ。
あの世にはさ、お金も名誉も持って行けないじゃん。
まぁ、実際にはお金も名誉もないんだけど(笑)
あると仮定してくださいよ。

じゃあ、
あなたは、お金と名誉を抱きしめて死ねますか?
ってみんなに聞きたいのさ。
俺は嫌だな、そんなカッコ悪いこと。
それが自分らしいとは思えないし、
思いたくないもん。

娘に「パパださっ」って言われちゃうし、きっとね。
それが一番嫌かもだし(笑)
どうせ抱いて死ぬなら、
俺は「誇り」を抱いて死にたい。
と思うし、と思う人でありたい。
結局さ、
人間最後に残るのは「誇り」じゃんね。
だからさ、
「「いつかやろう」は、きっと来ないと思った。」
さんにはさ、
あなたは「決断し、飛んだ」人間だね。
って言いたいよね。
同調圧力強めに見える村にさ、
同調圧力に負けまいとする人がいる。

だからさ、新しいこと始めようとしてる人を見ると
なんだか嬉しくなっちゃう、
って話をね、
余計なお世話な、お爺ちゃんがゴニョゴニョしてみたよ。

── 了 ──

読んでくれてありがとう。良かったら作者にスキを送ろう。

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