( ^ω^)ブーンたちは新しいラブソングを読んでいくようです
( ^ω^)ブーンたちは新しいラブソングを読んでいくようです
※ブーン系のガワを借りた、カイストシリーズの作品紹介です。というか布教です。
※原作:狂気太郎『カイストと四千世界』シリーズ
狂気太郎の個人サイト:https://madtaro.x0.com
狂気太郎のカクヨムページ:https://kakuyomu.jp/users/cursedone/collections/822139836613276633
※『新しいラブソングを』:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613
以下は前作みたいな扱いのやつです
※( ^ω^)ブーンはカイストと四千世界について布教されるようです:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=28500453
※( ^ω^)ブーンはカイストと四千世界についてもっと知りたいようです:https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=28515778
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( ^ω^)「ショボン、聞いたかお。『新しいラブソングを』、完結したお」
(´・ω・`)「聞いたよ。……思ったより早かったね」
('A`)「『次の更新を待つ側だ』とか、格好つけてたのにな」
(´・ω・`)「待つ時間が短くて済んだんだ。いいことじゃないか」
(`・ω・´)「読んだのか」
( ^ω^)「第一部までは読んだお。前にみんなの話を聞いた後、どうしても気になって」
( ^ω^)「続きは、完結してから一気に読もうと思って取っておいたお」
( ・∀・)「完結待ちか。で、今日まで積んでたと」
(;^ω^)「……全三十話あるお」
(´・ω・`)「ならせっかくだし、読書会にしよう。ブーンが一部ずつ読んでくる。読み終わったら集まって、感想を言い合う」
(`・ω・´)「俺たちは、その部で一番話したい場面を一つずつ持ってくる」
ξ゚⊿゚)ξ「ちょっとワクワクしちゃうわね。どの場面にしようかしら」
('A`)「なんか性癖開示するみたいで楽しみだな!」
( ・∀・)「その発想はなかった」
( ^ω^)「一人で読みたくなったお」
(;´・ω・`)「感じ方は人それぞれだからね……じゃあ、ブーンが読んだ第一部で試しにやってみようか」
第一部「謎の婚約者編」。第一話から第六話、間奏一・二。
女子大生・四海真尋の家に、ある日、移動要塞が突き刺さる。中から現れたのは『泣き男』レン。百五億年、婚約者を捜し続けてきたという男は、いきなりのキスで真尋の前歯を折った。刺さった要塞は「リテシア荘」と名を変え、レンの仲間、リテシア同盟の拠点になる。
やがて真尋の命を狙う『笑い男』たちが現れ、真相が明かされる。真尋は、百五億年前の戦争で魂をすり潰された歌姫、リリーア・エメリスの生まれ変わりだった。ただし、『七割』の。
真相を知った真尋はレンに告げる。昔の女ではなく、今の私を見ろ、と。二人は「お友達」からやり直すことになった。
( ^ω^)「……ちょっと記憶が怪しいお」
ξ゚⊿゚)ξ「ひっぱたいたら思い出すかしら」
( ^ω^)「やめてください」
( ^ω^)「覚えてるところを並べていくお。間違ってたら訂正してほしいお」
ξ゚⊿゚)ξ「ふんっ、ふんっ」
('A`)「ビンタの素振り始めやがった……」
(´・ω・`)「気合の入った訂正になりそうだね」
( ・∀・)「キスなしで歯だけ折れるってのもかわいそうな話だな」
(;^ω^)「急に命がけになっちまったお」
( ^ω^)「じゃー……。真尋の家に要塞が刺さって、レンが出てきて、いきなりキスして、歯が折れたお」
ξ゚⊿゚)ξ「そこはしっかり覚えてるのね」
( ^ω^)「忘れられるわけないお。それで、真尋がその婚約者の生まれ変わりだったお」
('A`)「七割な」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
(;^ω^)「振りかぶらないで!だいたい合ってる!だいたい合ってるお!」
(´・ω・`)「ちなみにお気に入りの場面あるかい?」
( ^ω^)「全部聞かされた後の真尋が、『笑い男』たちに言ってやったところだお。『屑野郎共、くたばれ』」
ξ゚⊿゚)ξ「ほんと、いい子よね」
( ^ω^)「物語ならいいけど、正直あんまりかかわりたくないタイプだお」
( ^ω^)
( ^ω^)「……なんで全員、目を逸らすんだお」
( ・∀・)「ツンが……その……」
('A`)「現実のバイオレンスはあんまり直視したくなくて……」
ξ゚⊿゚)ξ
(;^ω^)「だめだって!グーはダメ!!!」
(`・ω・´)「先が思いやられるな」
(´・ω・`)「かえって真剣に読めるからいいんじゃない。じゃ、第二部、混乱のセルドナ編、読んできてね」
(;^ω^)「僕の知ってる読書会は、命がけじゃなかった気がするお」
ξ゚⊿゚)ξ「発言には気を付けることね」
('A`)「『その席 その一言』か……」
( ・∀・)「ファンの鏡だな!」
『その席 その一言』:https://madtaro.x0.com/that_seat_and_that_word.htm
※第一話 ファースト・キスは血の味がした:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844910803445
※第二話 えっ、殺しちゃダメだったんですか:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844911544231
※間奏一 エルネスク 終末処理班:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844911868486
※第三話 帝都に行こう:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844911956225
※第四話 実弾を使ったありがたい大学講義:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844912338111
※間奏二 スカーダ 終幕楽団第一死軍本陣:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844912664494
※第五話 よく考えたら月を消したのは勿体なかったですね:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844912714961
※第六話 敵のような味方のような割とひどい敵:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844913069306
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第二部「混乱のセルドナ編」。第七話から第十二話、間奏三・四。
四千世界の存在が公表され、セルドナは一夜にしてフリー・ゾーンになった。帝都承継大学の新聞部は、リテシア同盟の面々に一日一人ずつインタビューを始める。各国の要人の子どもたちが護衛のカイストを連れて留学してきて、カイストによる凶行も起き始めた。
国際会議で、『冷獣』タルザス・ロー・アープは各国の代表に三つの選択肢を突きつける。一方、終幕楽団の本部『漂流する楽屋裏』では、副団長の『封じられし者』スタン・ナバルが、団長の『反則者』アブクドエに、レンを含む三人の強者を潰すよう頼み続けていた。
海水浴の日、楽団の軍団長が襲来する。着替え小屋に居座った軍団長を、真尋の幼馴染み、笹葉峰子が拳銃で撃つ。軍団長が残していった爆弾が炸裂した時、真尋のペンダントが割れ、中から『鋼鉄の男』ディンゴが現れた。
( ^ω^)「第二部、読んできたお!」
(´・ω・`)「お疲れさま。どうだった?」
( ^ω^)「インタビューが楽しかったお。四百十億才の『暴霊』ナザンが、最後に噛んで、叫びながら食堂から逃げていくところとか」
('A`)「精霊士になった理由も最高だったろ。最初から死んでたら、死ぬ心配がない」
( ^ω^)「理屈は通ってるお。……いや、通ってるのかお」
(`・ω・´)「あの調子で、同盟の全員分やってほしいくらいだ」
( ^ω^)「灰色の霧の副団長って、『急所を一突き』で『針一本』裏鋭の前に出てきた、あいつかお?」
(´・ω・`)「そう、スタン・ナバルだ。まさかこういう形で現れるとはね」
( ^ω^)「裏鋭があの時始末していれば……」
( ・∀・)「裏鋭はそういう感じじゃないっしょ」
ξ゚⊿゚)ξ「ねえブーン。第二部の真尋、どう読んだ?」
( ^ω^)「相変わらず強いお。……でも、会議の夜だけは、ちょっと元気なかったお」
ξ゚⊿゚)ξ「そこよ。あの夜の真尋は、自分がリリーアの七割だってことで悩んでるの。残りの三割はどうなったのか。欠けてる三割には、代わりに何が埋まってるのか」
ξ゚⊿゚)ξ「レンは百五億年、リリーアを捜してきた。その人が、今の自分を好きだと言う。……自分が誰なのか分からなくなるのも、当然よ」
( ^ω^)「……重いお」
('A`)「男女逆だったらと考えたら、一気に重さがなくなる不思議!」
ξ゚⊿゚)ξ「ぶっ飛ばされてぇか?」
('A`)「……ごめんなさい」
(´・ω・`)「閑話休題だ。持ち寄った場面を出していこう」
ξ゚⊿゚)ξ「私からいくわ。第十二話。爆発の光の中で真尋のペンダントが割れて、ディンゴが出てくるところ。十万年の刑期を終えた第一声が『刑期終了だっ』」
( ^ω^)「全裸で出てきた人だお」
ξ*゚⊿゚)ξ「そうよ。爆発を丸ごとまとめて、宇宙まで蹴り上げて。だから題が『まずパンツを履け 話はそれからだ』」
ξ゚⊿゚)ξ「……履かなくていいわよ。私を見ておっ勃てたままでいなさい」
( ^ω^)「さすがにそんなこと言われたら萎れるお」
('A`)「え……逆にそそるけど」
( ^ω^)「紳士淑女の君たちとは会話にならねーお」
('A`)「俺は同じ第十二話の、着替え小屋。峰子がバッグに手を入れたまま、中から拳銃を撃つ。Aクラスの軍団長の右胸に命中だ」
( ^ω^)「一般人が、Aクラスを撃ったのかお……」
('A`)「二発目は、撃ったらどうせよけますよね、で撃たない。……そんなにうまくいくかよ、とは思うが、面白いから許す」
(`・ω・´)「俺は第十話の国際会議だ。タルザスが七十六ヶ国の代表に三つの選択肢を出す。全住民から少しずつ我力を集めて結界を張るか、幸福薬をばらまくか、五十年間リテシア同盟に管理を任せるか」
( ・∀・)「最初の二つを聞いた後だと、三つ目しか選べないよな」
(`・ω・´)「選ばせているようで、選ばせていない。交渉としては見事だ」
( ・∀・)「俺は間奏四。最後の一行だ。『スタン・ナバルは今のところ、嘘をついてはいなかった』」
( ^ω^)「『今のところ』が怖いお……」
(´・ω・`)「僕も間奏四から。楽屋裏の、さらに奥の部屋だ」
(´;ω;`)「『不死者』グラン・ジーが、閉じ込められてる……」
( ^ω^)「ショボンの推しかお」
(´・ω・`)「楽団に入るのを拒んで、治療用のエネルギー源にされている。それでも、スタンが来れば開口一番『よーう、久しぶりだな、糞ビビリ野郎』だ」
('A`)「さすがグランってとこだな」
(´・ω・`)「最後に、ちょっと意見が割れそうなやつ。第八話の、ガラルの演説」
(`・ω・´)「暴走族連合の会長で、Bクラス戦士のガラル・マキシス。カイストの凶行が始まって、若い連中に言う。お前達の役割は、命を張って『肉の盾』になることだ、と」
('A`)「これ、ちょっといい話風になってるけど、どうかと思うぜ」
ξ゚⊿゚)ξ「聞いてるのは少年たちよ。命を投げ出すのはかっこいい生きざまだ、なんて言われたら、あの年頃は本当に命を張っちゃうわ」
(`・ω・´)「俺はぐっとくる演説だと思うがな。命を懸ける覚悟のある者に、懸けどころを示している」
('A`)「お前達の命は替えが利かん、とも言ってるけど、なんだかなぁ」
( ^ω^)「ブーンは……どっちとも言えないお。かっこいいとは思ったけど、自分が言われたら行っちゃいそうで、ちょっと怖いお」
(´・ω・`)「でも演説してるのが『淫虐女王』エウロラだったら?」
('A`)「俺なんかの命でよければお好きに使ってください!!!」
( ・∀・)「ご褒美くれたら命張ります!!!」
ξ゚⊿゚)ξ「くだらねー」
( ^ω^)(答えは沈黙……だお)
ξ゚⊿゚)ξ「なんで黙ってるのかしら?」
( ^ω^)「どないせぇっちゅうんじゃ」
(´・ω・`)「盛り上がってきたね。さ、第三部、バンドやろうぜ編。読んできてね」
( ^ω^)「この流れでどーやったらその題になるんだお。まぁ読むけど」
『急所を一突き』:https://madtaro.x0.com/pierce_the_vital_point.htm
※第七話 全ての道は帝都承継大学に通ず:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844916604263
※第八話 カイスト狩り:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844916808603
※間奏三 nowhere 漂流する楽屋裏:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844917274158
※第九話 寝坊して勝手な文句を言う人:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844917360373
※第十話 セルドナ有識者会議:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844917516205
※間奏四 漂流する楽屋裏 『封じられし者』スタン・ナバル:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844918668185
※第十一話 海でクラーケンを育成するのは定番なんです:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844918896543
※第十二話 まずパンツを履け 話はそれからだ:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844919090890
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第三部「バンドやろうぜ編」。第十三話から第十八話、間奏五・六。
セルドナの管理は、五十年の約束でリテシア同盟に任された。
場面は変わり、浜辺でリリーアのライブが流される。真尋は、ディンゴに背中を押され、前世の自分に勝つためにバンドを組む。
セルドナでは、『弱者の毒針』が出回り犠牲が出る。
真尋とレンがテーマパークへ出かけた日、その裏では『アクター』ギノスクラーレがタルザスに雇われ、ある重要人物の替え玉になる。膝枕をせがむレンの頭を撫でた真尋はレンの「中」を覗き、『夢花火』幻城から「レンは、一つの世界なのです」と聞かされる。
楽団の側では、リリーアの魂をすり潰した別動隊の主、元帥の『死を弄ぶ者』ティムカトゥランが第一死軍を作り直していた。団長アブクドエが壊れかけた記憶の中で手放さずにいるのは、高城優里に背中を撫でられた思い出だった。
ある夜に、楽団から脱出した『大愉悦者』カルバ・ハルア・サルマが、楽団の本部の手がかりと引き換えに勝負を持ちかける。七日後の海賊海で、観客を一人も死なせずにライブをやり遂げること。爆弾だらけの会場で、一曲が終わるまでに八時間かかった。
( ^ω^)「第三部、読んできたお!」
(´・ω・`)「お疲れさま。どうだった?」
( ^ω^)「真尋の『……。勝ちたいな』で、全部持っていかれたお」
('A`)「真尋の姉御!」
( ・∀・)「前世の自分をぶん殴れ!」
ξ*゚⊿゚)ξ「背中を押したのはディンゴよ。パンツの件はなかったことにしてあげる」
( ^ω^)「ちょっと無理だお」
(´・ω・`)「じゃあ持ち寄り。今回はドクオとモララーから」
('A`)「俺は第十八話のライブシーンを推す。爆弾だらけの会場で、爆発しかけたら、『インチキ時空魔術士』パパローナ・トリッツァントが時間を止めて巻き戻す。それを繰り返して、八時間で一曲」
( ^ω^)「時間を戻すって、インチキだお」
( ・∀・)「作中でもみんなそう思ってる」
('A`)「で、終わった後の膝枕で、レンが言うんだ。『少なくとも観客の皆さんには死者も出ていません』」
( ^ω^)「よかったお」
('A`)「……良いわけないんだよなぁ」
(`・ω・´)「会場の外の惨状が描写されていたから、余計にな……」
( ・∀・)「カルバは、とんでもないカイストだったな。悪戯のセンスもいい。全人類を踊り狂わせたり、十二の恒星を笑顔にして爆発させたり、スカーダのアースト山にロケットを付けて空に打ち上げたり」
( ・∀・)「アースト山の件、まじで笑ったぜ」
('A`)「『挑む者』読んでたら、何してんの!?ってなるわなw」
(´・ω・`)「去り際に言う言葉もいい。『わしはまだまだ悪戯がし足りん。四千世界を終わらせるなど許す訳にはいかんのだ』だって」
('A`)「ツンデレも拗らせると大変だ」
ξ゚⊿゚)ξ「……」
(;'A`)「いや……違うんです……」
(´・ω・`)「それからここはみんなの感想聞きたいな。間奏五の、『光の王』ハイエルマイエル」
(`・ω・´)「楽団に入るのは拒んだ。だが、牢から出してくれた団長への恩を返すために、自分から死者として使われる道を選んだ。脳と脊髄と心臓と、光を撃つ両手だけにされて、装甲車に組み込まれている」
('A`)「正義の教団の長が、それでいいのかよ。真に正しいこと、できてないんじゃないか」
( ^ω^)「その感想はまじで効いてそうだから止めたげて」
(`・ω・´)「恩を返さずに正義を名乗る方が、俺には筋が通らんと思うがな」
ξ゚⊿゚)ξ「恩と正義の、どっちを取るか、ってことね」
( ・∀・)「グランがあの状態だから、余計にどーなのってなっちまうわな」
(´・ω・`)「じゃあ次は第四部、え、なんで集まってくるの編だ」
( ^ω^)「もうここで読んでていいかお」
ξ゚⊿゚)ξ「いいわよ。その間暇だから、ここまでの流れをショボンに整理してもらいましょうか」
(´・ω・`)(僕がやるんかい)
('A`)「おーいいじゃん。読書会っぽくなってきたな」
( ・∀・)「シャキン、研究室からボード持ってきてくれ」
(`・ω・´)「承知した」
(´・ω・`)「絶対に後で何か奢れよ、お前ら」
『挑む者』:https://madtaro.x0.com/challenger.htm
※第十三話 ラブコメなのにラブが足りない気がするんです:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844925739385
※第十四話 弱者の毒針:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844926120683
※間奏五 アルガムル 終幕楽団第一死軍本陣:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844926316639
※第十五話 海賊というのは山賊より夢があるのでしょうか:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844926376116
※第十六話 四百億才児と百億才児:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844926698771
※間奏六 漂流する楽屋裏 無為の花園:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844927056213
※第十七話 帝都承継大学天覧試合:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844927162973
※第十八話 海賊海大爆発ライブ:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844927362168
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三部終了までのまとめ。
◆四千世界とセルドナ
・四千世界は、終幕楽団に次々と滅ぼされ、数を減らし続けている
・楽団と戦ってきた文明管理委員会は追い詰められ、残る最後の砦にも楽団の攻撃が迫っている
・セルドナは、四千世界の存在が公表されてフリー・ゾーンになった。五十年の約束で、リテシア同盟が管理している
・一般人がカイストを殺せる代わりに、使った者も死ぬ魔術『弱者の毒針』が出回っている
( ・∀・)「日常回のせいで忘れがちだけど、今って世界が滅ぶかどうかの戦争中なんだよな」
('A`)「で、惑星セルドナも絶賛巻き込まれ中、と」
◆真尋とレン
・真尋:リリーア・エメリスの魂の七割の生まれ変わり。残りの三割の行方は分からない。前世の自分に勝つため、『御迷惑バンド』でボーカルをしている
・レン:百五億年、リリーアを捜してきた。泣いた時が一番強い(泣いたのはアルボル戦争の一度だけ)。真尋に見られていないと力が落ちる。本質は「一つの世界」だと言われるが、それが何なのかは分からない
・二人の関係:まだ「お友達」
ξ゚⊿゚)ξ「ラブソングは!?愛の鐘が鳴り響くのはまだかしら!?」
(´・ω・`)「この感じだと先は長そうだね」
(`・ω・´)「レンがどうのこうのより、自分の前世と決着をつけないとだな」
('A`)「絶対に現実じゃ聞かないワードだよそれ」
◆陣営
▽守護者側
・リテシア同盟:レン、タルザス、ナザン、『死神』サイア・ハース、『風』ショーリー、幻城、『一本槍』トビシキ、『赤夜の王』アンスルメキア
・オアシス会:『彼』(最強格のカイスト。レンと勝負したことがある)、ディンゴ、『ソウル・シェルター』ロゾム・ハザス(魂の避難所を持つ増強士)、『見立て師』キダフェル・パレクトス
・殲滅機関:『岩ミミズ』ギザ・ミード
・フリーのカイスト:パパローナ
・雇われ:ギノスクラーレ(タルザスに雇われ、ある重要人物の替え玉をしている)
・セルドナの人々:真尋、峰子、ガラル(暴走族連合の会長)、蒼輪明実(蒼輪の皇女)、神無一(皇女の護衛)
(´・ω・`)「正直、カイストシリーズの読者として感激してる」
('A`)「今まで読んできた作品の大物たちが勢ぞろいって感じだよな」
ξ゚⊿゚)ξ「cp組み放題だわ……」
('A`)「うへぇ……」
ξ゚⊿゚)ξ「……悪いのはその口か?」
(;'A`)「やめて!!!俺が悪かった!!!ストップ!!!!!!」
(;・∀・)(答えは沈黙だ……何も言わんどこ)
▽終幕楽団
・団長アブクドエ:記憶が壊れかけている。優里に撫でられた記憶を手放さない
・副団長スタン:団長に、三人の強者(『剣神』ネスタ・グラウド、『彼』、レン)を潰すよう頼み続けている
・元帥ティムカトゥラン:リリーアの仇。第一死軍を作り直している
・軍団長:第一軍の『八つ裂き王』フィロス、第十三軍の『闇渡り』ボレック
・楽屋裏に幽閉されている:グラン
・ハイエルマイエル:楽団入りは拒んだが、団長への恩を返すため、自ら死者として使われる道を選んだ
▽どちらでもない
・カルバ:楽団から脱出した悪戯師。四千世界が終わるのは困るが、守護者側の仲間でもない
・『笑い男』たち:第一部で真尋を狙った集団
( ・∀・)「なんだかんだ、こっちの陣営も魅力的だよな」
(`・ω・´)「目的度外視で恩義に報いる、というのは惹かれるが……」
(´・ω・`)「事情はどうあれ、選択したのは自分自身なんだよね。世知辛い」
◆守護者側の手札
・カルバから受け取った、楽屋裏のマーカー情報と爆弾の起爆装置(まだ使っていない)
( ^ω^)「ここまで切り札らしい切り札も珍しいお」
( ・∀・)「お、読み終わったか。こっちもいい感じにおさらいできたぜ」
(´・ω・`)「感謝してよね」
(;^ω^)「ところでなんでドクオは部屋の端っこで震えてるんだお」
('A`)
ξ゚⊿゚)ξ「本当に理由を知りたいか?」
(;^ω^)「いや、やめておきます」
(´・ω・`)「さ、いい感じに温まったね。続けていこう!」
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第四部「え、なんで集まってくるの編」。第十九話から第二十四話、間奏七・八。
夏休みが明けたセルドナで、オアシス会の幹部が一堂に会す。会長の『彼』は、折り畳み椅子にロープで縛られた姿で。傍には妻の『殴り守護神』レナ・サランヴェールが付き添っている。その会合中、終幕楽団のカイストが決闘を申し込みに来る。会合が終わった後、レンのもとに、『剣神』ネスタ・グラウドからビデオレターが届いた。
その裏で、委員会の隠し砦が陥落し、ネスタと、委員会を作った『守護者』アーズが、団長アブクドエに敗れて消えた。楽団の目的も明かされる。団長の願いは、優里にもう一度会うこと。スタンは、世界を減らせば見つけやすくなると団長に説いてきた。それなのに、優里と同じ魂を持つ少年を見つけ出した『捜し屋』リドックは、少年もろともスタンの分身に爆破される。スタン本人は、そのことを覚えていない。
キルマ、ダブル・ツェンク、プレミアムCと、名のあるカイストが続々とセルドナに集まり、学園祭には『裏の目』ガリデュエが顔を出す。やがて、自分こそリリーアの残り三割だと名乗る女性、アレイン・ソランが現れた。だが彼女は三割ではなく、四千四百年前にレンを産んだ母親だった。
真尋の十九才の誕生日。祝いのために開いたリテシア星へのゲートから、『世界斬』アルルノートが突き込まれる。リテシア星のアレンティアの街は、ゲートが開く前にすでに消し飛ばされていた。真尋をかばったレンは腰から下を斬り飛ばされ、どこからともなく、「ショーリーは楽団のスパイだから」という声が響く。ショーリーはその声を聞くと、自分の胸を剣で刺し通した。同じ頃オアシス島が襲われ、ロゾムが攫われた。
(´・ω・`)「じゃあブーン、改めて第四部の感想を」
( ^ω^)「……誕生日に、あれはないお……」
( ・∀・)「バースデイ・サプライズ、だぞ?狂気太郎のお得意なやつじゃないか」
('A`)「外野だから言える感想だな。まぁ俺もそういうのが好きでこの作者追ってるわけだが」
ξ゚⊿゚)ξ「レンは腰から下を持っていかれて、ショーリーはスパイ呼ばわり。祝いのゲートから、全部ひっくり返されたものね」
(;^ω^)「ショーリーは本当にスパイなのかお……レンは大丈夫なのかお……」
(´・ω・`)「……よし。気分を変えよう。第四部の好きな場面あげてみてよ」
( ・∀・)「まじでファンとして叫びたくなる場面多かったぞ」
('A`)「じゃあ俺から。何と言ってもキルマの再登場だな。墜滅寸前って噂のまま、武器も荷物もなしで現れて、目的を聞かれたら、なんとなく……戦いに来た」
(´・ω・`)「僕も歓喜した場面だよ」
ξ゚⊿゚)ξ「絶妙に人間臭くて笑ったわ。ちゃっかり人の金でチャーハン食べてるとことか」
( ・∀・)「キルマ、ダブル・ツェンク、ディンゴが同じテーブルで飯食ってるのまじで最高だ」
( ^ω^)「作中歴で見れば、同期組と言っても過言ではないお」
( ・∀・)「ディンゴのノンデリな一言で決闘の流れになるのも、もはや微笑ましいまである」
('A`)「あの……決闘の場面がないんですけど……」
( ・∀・)「そういうこともある……ないんだからしょうがないだろ!!!」
ξ゚⊿゚)ξ「私はレナのシーンかなぁ。決闘に来た軍団長に、『カイストの妻ってのがどんなふうになるか、見せておかないとね』って言った後、いやいや、強すぎじゃない?ってなる場面ね」
('A`)「あのさ……レナすげえタイプなんだけど」
( ^ω^)「ドクオの性癖分かりやすすぎるお」
ξ゚⊿゚)ξ「私も、ああいう女になりたいわ」
( ^ω^)「今もほぼ同じじゃん」
ξ゚⊿゚)ξ「『殴り』だけでも私はいいんだぞ」
( ^ω^)「まじで失言だお!!!思ったこと言っちまった!!!」
ξ゚⊿゚)ξ「まずは椅子に縛り付けなきゃね……」
(;^ω^)「作中の再現しないで!助けて!お前ら、見て見ぬふりするなお!」
('A`)(実は仲いいだろこいつら)
(;・∀・)「いやぁ~第四部の続きが気になるなぁ」
(´・ω・`)「こっちはこっちで進めるよ。僕はネスタの場面かな。ビデオの最後の一言が、『俺は、ただ、幸せになりたかったのだろう』」
(`・ω・´)「しかも、あのビデオが再生された時には、本人はもう団長に破られていた」
('A`)「実質、遺言みたいなもんだな。かなり悲壮感あるタイプのやつだ」
(´・ω・`)「同じビデオを、『彼』や他の組織の長にも届くよう手配してたんだよ」
( ・∀・)「絶妙にきちんとしてるの、ちょっと面白いからやめてほしいw」
( ・∀・)「あ!忘れちゃならないシーンがあるだろ。コー・オウジとカザハラ夫妻もセルドナに合流したじゃん!」
(´・ω・`)「『無手勝』コー・オウジとラミア・クライス・カザハラ、アロロア・マコト・カザハラ、だね」
('A`)「アロロアって無敵のイメージあるんだよなぁ。こいつ一人でどうにかできそうというか」
(`・ω・´)「コー・オウジは物語を明るくしてくれる。が、俺から言わせれば、底なしの不気味さを持った化け物だ」
(´・ω・`)「本当に役者がそろってきたよね」
(´・ω・`)「で、ブーンは?」
(#)ω(#)「前が見えねぇ」
('A`)「うわぁ……」
ξ゚⊿゚)ξ「しゃべりたくなるようにもう一発必要か?」
(;^ω^)「真尋とアレインの面会シーンだお!峰子が『いやあ、旧リリーア・エメリスの七割です。どうもー』って前に進んで、リスクを負うところが気に入ったお!」
ξ゚⊿゚)ξ「確かにいいシーンよね。強い女はやっぱりかっこいいわ」
(;・∀・)「いや……確かにいいシーンだけども……」
(´・ω・`)「言葉の重みが違うね」
(`・ω・´)「特筆すべきは相手の反応だな。アレインの顔は、憎悪と殺意に歪んだ。峰子が前に出なければ、あの顔は真尋に向いていた」
ξ゚⊿゚)ξ「結局、アレインは三割じゃなかった。レンを産んだ、昔の母親だったのよね」
( ^ω^)「それを知った後の真尋が、ブーンは好きだお」
ξ゚⊿゚)ξ「……第二部の夜には、残りの三割がどうなったのかで悩んでたのにね」
( ^ω^)「三割が来ても来なくても、真尋は真尋だお」
ξ゚⊿゚)ξ「……分かってるじゃない」
(`・ω・´)「主人公が、一つ答えを出したわけだ」
( ^ω^)「だからこそ、リテシア星が攻撃された場面が余計にキツイお」
ξ゚⊿゚)ξ「リテシアのバーの常連たち、真尋のライブ映像を観て、リリーアとは似てない、声も違う、って言ってたのよ。……『だが……楽しそうだな』って」
( ^ω^)「やるせねーお」
('A`)「……ところで本物の三割は?」
( ・∀・)「……」
(´・ω・`)「……」
( ^ω^)「なんでみんな黙るんだお」
(´・ω・`)「……さ、次は第五部、セルドナ血戦編。最後の部だ」
( ^ω^)「……レン、無事でいてほしいお」
('A`)「どう見ても無事じゃないだろ」
( ^ω^)「やめろや」
(´・ω・`)「ところでさ、第五部って結構文量あるんだよね。続きはまた今度やろうよ」
( ^ω^)「今すぐにでも読み始めたいけど、それもそうだお。いったん今日はここで解散するお」
(´・ω・`)「せっかくだからみんなでご飯食べ行くかい?サイゼでいいでしょ?」
「「「「「まじで?行くいく!!!」」」」」
(´・ω・`)「おめーらが奢るんだよ」
『骸骨騎士』:https://madtaro.x0.com/skeleton_knight.htm
※第十九話 大学は勉強をするところ……だよね:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844953573522
※第二十話 四千世界で最強だけれど頭の弱い男:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844953718191
※間奏七 アスクウェレン 文明管理委員会隠し砦:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844953903998
※第二十一話 暫く平和にのんびりって言ってなかったっけ:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844953939485
※第二十二話 学園祭で語られる愛の定義:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844954112281
※間奏八 漂流する楽屋裏 『捜し屋』リドック:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844954296676
※第二十三話 三割の女:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844954337609
※第二十四話 バースデイ・サプライズ:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844954566353
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第五部「セルドナ血戦編」。第二十五話から第三十話、間奏九・十。
第二十五話「全力戦宣言」。
誕生日の襲撃から四時間。レンの下半身はなんとか繋がったが、魂に傷を負って動かない。ショーリーは生きている。スパイではなかった。ただし、楽団の工作によって感覚を盗まれていたのだ。
攫われたロゾムは手足を切られ、亜空間に閉じ込められている。真尋が惨い死に方をすれば、その魂はロゾムの避難所に逃げ込むしかない。楽団はそれを見越して、ロゾムを保険として押さえた。楽屋裏には全軍団長が集まり、元帥ティムカトゥランが、四十八時間後の全力戦を告げる。
翌朝、セルドナ中に楽団のメッセージ映像が流れた。レンを生きたまま差し出せば、少なくとも千年は攻めない。あるいは、婚約者の真尋を差し出してもいい。
(´・ω・`)「おはよう。また一緒に読んでいこうか」
( ^ω^)「了解だお。前回の熱はまだ冷めてねーお」
( ・∀・)「一応俺らは既読なんだが、こういう形式だと楽しいな」
(´・ω・`)「ま、読み飛ばしちゃってるとこがあるかもしれないから、一話ずつまたやってこうよ」
('A`)「第五部は結構長いからな。それが正解だと思うぜ」
ξ゚⊿゚)ξ「ラストだからね。緊張感持ってやりましょ」
(;^ω^)「もうちょっとほんわかやりたいんですけど……」
(´・ω・`)「それじゃー始めようか。『全力戦宣言』進めていこう」
( ^ω^)「とりあえず、守護者側が結構削られたお」
( ・∀・)「楽団は特化型のカイストを出してきたな。こういうのちょっと憧れるぜ。なりたいとは思わないが」
( ^ω^)「それと、峰子のせいでレンの深刻さがいまいち伝わってこないお……」
( ・∀・)「ああいう状況だと貴重な存在なんだがな」
('A`)「いつも下ネタかましてる娘が、いざって時に実は初心だったりすると……ぐっとくるよな」
(`・ω・´)「珍しく同意見だ」
(;^ω^)「お前そーいう感じだったのかお!?」
ξ゚⊿゚)ξ「うーん。峰子の性別が男だったらと考えると萌える」
('A`)(突っ込んだら絶対にヤバイ)
( ^ω^)「そして……楽屋裏の会議、ガラ悪いお」
(´・ω・`)「でも素晴らしい場面だよ。全員集合ってのは、どの作品でも魅力的だ」
('A`)「『腐れ伝道師』クークー・メリュ・ペレクの言い分には俺も賛成だな。『世界を滅ぼす戦争で手段を選ぶとか舐めとんのか』」
( ・∀・)「まじでそう」
(`・ω・´)「戦士としては、手段は選びたいがな」
( ^ω^)「スタンが、優里が見つかったって噂を、聞いておりません、って言ってるお。……嘘じゃないんだおね。覚えてないんだから」
(´・ω・`)「そう。第四部の、分身の件だ」
ξ゚⊿゚)ξ「読んだ感じ、軍団長の何人かは、スタンの言い分信じてないでしょ」
(´・ω・`)「スタンってあまりにも胡散臭いもんね」
( ^ω^)「それでだお!最後のメッセージ映像!真尋を差し出せって……」
( ・∀・)「戦略的にすごく有効そうなのが嫌になるな」
('A`)「BGMの下りはツッコんだら負けだと思ってる」
(´・ω・`)「本格的に開戦前夜って感じだね。次行こう。第二十六話『命の価値』だ」
( ^ω^)「……嫌な予感しかしねーお」
※第二十五話 全力戦宣言:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844956769855
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第二十六話「命の価値」と、間奏九。
最後通牒を受けて、セルドナ中のテレビが特番を組む。タルザスは、楽団の狙いは守る側のカイストの士気を削ぐことだと解き、同盟は最後までセルドナを守ると言い切った。ゲートからは千人を超えるカイストが駆けつけ、混沌の海を渡る『MUW号』には、コー・オウジが集めた助っ人たちが乗り込んでいた。
暴走族連合の会長ガラルは、若者たちに家へ帰れと告げ、それでも一般人がカイストに立ち向かう術を一つだけ教える。その夜、皇女の明実は配信で、住民の我力の徴収率を上げることへの同意を呼びかけ、覚悟を示すために自らの喉を突いた。殿下は、現れたイスメニアスの手で救われる。
間奏九は、創美士シャグワールの新聞記事。四千世界の終わりと楽団の目的について、噂と推測を一つにまとめたものだ。
(´・ω・`)「第二十六話と、間奏九。いこうか」
( ^ω^)「明実殿下の覚悟とイスメニアスの温度差で感情がぐちゃぐちゃだお」
( ・∀・)「第十九話の、図書館で本を舐めてたシーンでも思ったけど、まじで気持ちわりーwww」
(´・ω・`)「『骸骨騎士』の時も結構な変態だったけど、Aクラスになって立派な変態に育ってしまった」
('A`)「ちょっと今回はうらやまs」
('A`)「……気持ち悪いよな!」
( ^ω^)「思ってても言わない方がいいことってあるお」
(´・ω・`)「同感だね」
ξ゚⊿゚)ξ「バカは放置して進めましょ」
('A`)
(´・ω・`)「僕的には、MUW号のメンツを見て心躍ったね」
( ・∀・)「それはまじでそうだ。ホントのホントに全員集合って感じでサイコーだったぜ」
ξ゚⊿゚)ξ「ジオ×ヴァイ……いやヴァイ×ジオかしら……」
('A`)「これはセーフなのおかしくない!?」
(`・ω・´)「既作品ではあまり描写されなかった大物もいて、ファンとしてはうれしい限りだ」
( ^ω^)「ティムカトゥランをぶっ殺せ!コール、面白すぎだお」
( ・∀・)「あと、フロウがちゃっかり爆破から生き延びてて安心したぜ。書かれてないけど、あれはエスカとリドックっしょ」
( ^ω^)「なんだかんだでフロウはやべーカイストだお」
(´・ω・`)「『命の価値』っていえば、暴走族の少年たちと、最初に触れた殿下だね」
ξ゚⊿゚)ξ「……結局みんな、覚悟が決まってしまったわね」
(`・ω・´)「世界存亡の事態に巻き込まれて、こうなってしまえば、確かに自分の命くらいかけたくなってしまうな……」
('A`)「だから、どうなん?って言ったんだよなぁ……」
( ・∀・)「でももし演説しt」
ξ゚⊿゚)ξ「くだらねーからやめろ?」
(;・∀・)「まことにごめんなさい」
( ^ω^)「殿下の覚悟についてはちょっと分かる気がするお」
(´・ω・`)「皇女としての立場とカイストの存在を知ってるのがかなり大きいよね」
ξ゚⊿゚)ξ「死んで霊体になれたら、ナザンにより近づけるとか考えてそうね……」
( ^ω^)「いかれてらー」
ξ゚⊿゚)ξ「女心を分かってないわね。分からせてあげましょうか?」
( ^ω^)「ツンさん。飲み物とか欲しくないかお?なんなりと申し付けてほしいお」
(;・∀・)(なんでこいつら付き合ってねーんだ?)
(´・ω・`)「最後に間奏九。シャグワール先生の記事だ。口で説明すると途中で自分が壁に頭突きを始めるから、文章にしたんだって」
( ^ω^)「賢明な判断だお」
('A`)「もっと詳しく書いてくれ!もしくはちゃんと回収してくれ!って思う内容だな」
(`・ω・´)「ああ。ファンだったらぜひとも知りたい内容ばかりの記事になっているな」
( ^ω^)「番外編で短編一本作ってもいいレベルだお」
(´・ω・`)「まだまだ先は続くよ。次、第二十七話。『「まあなんとかなるだろ」と言った男が次の瞬間死んでいた』」
( ^ω^)「正直、狂気太郎の様式美みたいな題だお」
※第二十六話 命の価値:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844957029383
※間奏九 四千世界の終焉と終幕楽団の目的 帝都承継大学四千世界学講座講師 創美士 シャグワール 帝都承継大学新聞58年7月号の記事より転載:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844957327022
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第二十七話「「まあなんとかなるだろ」と言った男が次の瞬間死んでいた」。
皇女の覚悟は他の国にも飛び火し、夕方には、住民の我力の徴収率を上げることが決まった。
夜、『天秤』セファルスが裁定を配信する。見ている者の過半数が賛同すれば、不公正な側にハンデを課す力だ。楽団の力と速さは一割削がれ、守る側の我力の防壁は五倍になった。だがその配信の最中にも、楽団の呪術がセファルスを狙う気配があった。
午後八時。浜辺に集まったフリーのカイストの一人が、言い終えた瞬間に消える。楽団の兵器『刹那の滅び』。防御結界の大半が吹き飛び、総攻撃が始まった。
( ^ω^)「題の人、ほんとに次の瞬間死んでたお……」
(`・ω・´)「近くに味方の科学強化のクラーケンがいたせいで、向こうの科学攻撃まで通ってしまった。運が悪かった、としか言いようがない」
(´・ω・`)「話を朝に戻そうか」
ξ゚⊿゚)ξ「殿下のところに、ナザンが帰ってくるのよね。第一声が、馬鹿なことをしたな。殿下の返しが、死んでも魂は不滅で転生するんだって教えてくださったのは、カイストの皆様ですよね、って」
( ^ω^)「覚悟、決まりすぎだお」
( ・∀・)「その場の空気に耐えられなくなった真尋は、うおおおおっ、って叫んで逃げ出した」
(´・ω・`)「それで、前の話の『台無し』の種明かし。アンスルメキアの眷族が殿下の様子に気づいて、前の日からイスメニアスに見守りを頼んでいたんだ」
(`・ω・´)「タルザスの言葉がいい。『予想のうちではあったが踊らせた訳ではない。元々一般人には期待していないからな。……だが、蒼輪明実の覚悟には敬意を表する』」
( ^ω^)「それにしても『プリンセス・スーサイドチャレンジ』はひでーお。ちょっと面白い命名なのも含めて」
( ・∀・)「いやいや、センスの塊だ」
('A`)「考え直してみたけど、ちょっと面白い、の方が勝っちまうよ……」
(´・ω・`)「そして夜、セファルスの裁定が配信される」
(`・ω・´)「戦う者同士の不公正さに応じて、ハンデを課す力だ。見ている者の過半数が賛同すれば効く。我力は要らないから、一般人も一票になる」
( ・∀・)「楽団の不公正は全部で八。いちばん重いのが、恩返しの願いをスタンがねじ曲げた、楽団の矛盾で、五だ」
('A`)「……これ、ほんとに公平か?だいぶ無茶苦茶やってないか」
(`・ω・´)「一般人が一票で戦争に加われる。俺は、悪くない仕組みだと思うがな」
ξ゚⊿゚)ξ「タルザスでさえ、正直なところあれは異常だ、アブクドエ同様の害悪かも知れん、って言ってるのよ」
(´・ω・`)「それでも、今は頼るしかない、ともね」
( ^ω^)「味方なのに、ちょっと怖いお」
(´・ω・`)「午後八時の少し前。真尋はレンに、三度目の膝枕をする。また明日ね、と言いかけて、死亡フラグになりそうだからって、五分だけね、に変える」
('A`)「フラグ管理は大事だぞ」
( ・∀・)「フラグ管理してもしなくても、即死しそうな世界観なのがつらいとこだ」
ξ゚⊿゚)ξ「その頃、七王町では、帰れって言われたはずの暴走族が、ガラルの周りに百人以上集まってたのよね」
('A`)「そらそうだろ……もう止めらんねぇよ」
(`・ω・´)「どうにかして覚悟が形になってほしいものだ」
( ^ω^)「……ほんとーに申し訳ないお。また状況整理してくれないかお」
ξ゚⊿゚)ξ「……キャラ中心に読んでたから、私もちょっとお願いしたいわ」
( ・∀・)「なんだよお前らー。シャキン、またボード持ってきてくれー」
(`・ω・´)「承知した。この前のより、でかいやつを持ってこよう」
( ・∀・)「んじゃーショボン。また頼むぜ!」
(´・ω・`)「お前がやれ」
( ・∀・)「え」
(´・ω・`)「お前がやれ」
(;・∀・)「謹んでやらせていただきます」
────────────────
【第二十七話終了時点の盤面】
◆いまの状況
・八月二十九日午後八時、宣言どおり楽団の総攻撃が始まった
・楽団の兵器『刹那の滅び』で、セルドナの防御結界の大半が吹き飛んだ
・『天秤』セファルスの裁定が有効:楽団の力と速さが一割ずつ落ち、守護者側の我力の防壁は五倍。見ている者の賛同が続き、セファルスが生きている限り
・楽団の呪術『唯呪必滅』が、セファルスを狙っている気配がある
・兵力の差:守る側はおよそ八十万、楽団は死者の軍勢も合わせて千五百万以上
( ^ω^)「あのさ……これ守護者側、無理じゃないかお……?」
('A`)「単純に兵数の差で見たらそうだろうな」
(`・ω・´)「カイストにとって数の差はあまり関係ないだろう。今までの作品を読んできたなら、よく分かってると思うがな」
ξ゚⊿゚)ξ「それでもよ?楽団側だってネームドカイストが多数いるわけじゃない。割と絶望的に思えるわ」
(´・ω・`)「まあまあ。各陣営の詳細を見れば、もう少し状況が分かると思うよ」
(;・∀・)「……書き終わるまで、ちょっと待っててくれ」
◆守護者側
▽リテシア同盟
・レン:重傷。下半身は繋がったが動かず、魂の傷も治っていない
・タルザス
・ナザン:『ダーク・ウィスパー』サレニアと待ち伏せの精霊士を倒し、護符の罠を抜けて帰還
・サイア:誕生日の襲撃で右腕と右足を失った
・ショーリー:生存。憑依されていた件で、自ら能力を封じて棺桶の中
・幻城、トビシキ
・アンスルメキア:眷族多数
(;^ω^)「これはちょっとまずいお……」
('A`)「ナザンと幻城の能力はかなり有用だから、それ次第って感じだな」
▽オアシス会
・会長の『彼』と、妻のレナ
・キダフェル:オアシス島の司令ドームで、セルドナを写した儀を使い、味方を駒のように動かす。オアシス会の動ける戦力は、AからTまでの二十部隊、合わせて六十万
・『百目』ミレイユ:九百を超える目で戦場を見張る
・ディンゴ:合力船の破壊光線を曲げる役
・ルーン、シド・カイレスとカ・ドゥーラ
・ロゾム:拉致され、楽団の亜空間に監禁中
ξ゚⊿゚)ξ「ロゾムの欠けは大きいけど、ここがメインの戦力って感じね」
(`・ω・´)「ルーンの全力は描写されてこなかったからな。ぜひとも活躍してほしいところだ」
(´・ω・`)「『COLDEST』読んでると、ルーンが負けるイメージってあんまりないんだよね。今回はフルパワーで武器も愛用のやつあるみたいだし」
▽殲滅機関
・たった八人で、『彼』を除いたオアシス会の全戦力に匹敵すると言われる。サラマナ大陸方面の防衛を任された
・『ダブル・フェイス』サマルキアズ(リーダー)、『地獄の召喚師』ゾーン(浮遊要塞『異形の夢』ごと来訪)、ハーシル、ギザ・ミードほか
▽プレミアムC
・セファルス:裁定を配信中
・『万能貧者』ハリスミン、『魔剣使い』ダラート・モネリ
( ^ω^)「今更だけど、殲滅機関やべーお」
('A`)「プレCはどうなんだろうな。魔剣『アイルガラスト』の強さがどんなもんなのか、ワクワクする」
▽皆殺し探偵社と、MUW号の助っ人
・所長『無手勝』コー・オウジ(五才児の体で、奇跡は制限中)と、社長秘書で一般人のサマス・トライト
・カザハラ夫妻
・委員会の残党:『歪め屋』イクスプラク、『重界』バルザナ、『白昼夢』ファーロ
・Aクラス:『白面』リギス、『真っ二つの男』イスカ・グルナ(右半身のみ。左半身は別の世界)、『サドマゾ』ディクテール、『死の計算機』マックギリー(ルーンの高弟)、『鉄塊』ガソナ、『無限斬』ガザット・サル、『百槌』ドズックノフ、『黒狼』バルベロン、『半瞬予知』ミュゴストゥラット、『七星』ペルサドーレ、『天上脚本師』エルリアック(宝石に宿る護包士)
・Bクラス:『天啓』ガレクシア、ジオ・カーディス(『暗黒塔』ザム・ザドルの直弟子)、ヴァイレック(『呪殺神』サネロサの直弟子)、ハルモ族の二人
・混沌の海で拾われた『空っぽの空』空:かつてティムカトゥランに酷使された恨みを燃やす
・このうちジオとヴァイレックは、パパローナとともにセファルスの護衛についた
ξ゚⊿゚)ξ「もう充分よ。この一覧だけで無限の可能性が生まれるわ」
(;^ω^)「何についての可能性なのかは聞いた方がいいのかお」
ξ゚⊿゚)ξ「長くなるぞ?」
(;^ω^)「じゃあいいです」
ξ゚⊿゚)ξ「安心して。後日、ブーンの家に押し掛けるわ」
('A`)(それはもうそういうことじゃん……)
ξ゚⊿゚)ξ「口に出したら、お前は朝日を拝めなくなるぞ」
('A`)
(;・∀・)(人が必死で書いてるのに、何イチャついてんだこいつら)
ξ゚⊿゚)ξ「何か文句あるかしら。早く書きなさい」
(;・∀・)「すいませーーーん!書きますぅ!心の声読まないでくださーい!!!」
▽その他の加勢
・『インチキ時空魔術士』パパローナ・トリッツァント:ジオ、ヴァイレックとともにセファルスの護衛。妻で美食士の美紗・トリッツァントも同行
・イスメニアス:殿下を救命
・須南洲の浜辺に集まったフリーのカイスト約二千人:『時貸し』ストラスハルド、『半歩自在』クムス・マトー、アスラドーン、呪追ほか
・ダブル・ツェンク(力のツェンクと技のツェンク):本人たちの強い希望で、キダフェルの儀では二人で一つの駒
・キルマ:第二十七話の時点では、どこにいるか書かれていない
・『愛皇帝』ルーファンとハーレム軍団:一つの駒として、メイア大陸を担当
▽行方の知れない者
・『蜘蛛男』フロウ:混沌領域を生身で移動中。連れの二人は死にかけている(リドックとエスカと思われる)
ξ゚⊿゚)ξ「『借時百万年』の二人が登場するなんて……エモいわ」
( ^ω^)「その感情はエモい、で本当に合ってるのかお」
(`・ω・´)「ダブル・ツェンクの全力も、あまり描写されてこなかったから期待したい!」
('A`)「キルマ……頼むから見せ場なしで退場はしないでくれ……!」
( ^ω^)「推しへの愛があふれてるお」
▽セルドナの人々
・真尋、峰子、四海忠助ほか
・明実殿下:救命され、後遺症もない。護衛の神無
・ガラル:七王町で、帰らなかった暴走族百人以上と構えている
(´・ω・`)「ガラルはカイストだけど、暴走族と行動してるんだね」
ξ゚⊿゚)ξ「いろいろあったけど、少年たちは無事でいてほしいわ……」
( ^ω^)「いる場所が比較的安全なのが救いかお」
◆終幕楽団
・兵力:楽団員のカイストが八百万弱、死軍の眷族が九百万強。セルドナのそばに、軍を隠した亜空間が六つ
・団長アブクドエ
・副団長スタン:作戦の目的は、レンを殺して魂を捕まえることと、団長と『彼』の一対一
・元帥ティムカトゥラン:総攻撃を宣言
・軍団長:第一軍フィロス(間奏七で左腕と刃の三割を失った)、第二軍『覇王』アザカン、第三軍『暗幕』モルラーダ、第四軍『首曲がり』アーラエー(サネロサの高弟筆頭)、第五軍『波紋斬』シャグメック(ガットラムの代わりの暫定)、第九軍『腐れ伝道師』クークー・メリュ・ペレク、第十三軍ボレック
・第十一軍:スタンから伝説の魔獣を与えられた
・『呪殺神』サネロサ:ただ一つの呪術『唯呪必滅』の使い手
・ロゾムを攫った二人:『強奪者』トゥウィータス、『足を引く者』ゾスズス
・『漂う目』ニマ・シャイム:二十二万年、ショーリーに取り憑いていた
・『平穏』リーニアス:リテシア星の惨状を幻術で隠した
・倒れた者:サレニア(ナザンに倒された)、第五軍長ガットラム(レナに倒された)
・囚われている者:グラン(楽屋裏に幽閉)、ハイエルマイエル(死者として使われている)
ξ゚⊿゚)ξ「あぁ……こっちの軍勢もいいわ……」
( ^ω^)「もう好きにするといいお」
(´・ω・`)「僕の注目はサネロサかな。それとまだ出てきてないけど、死軍化されているネームドカイストもいっぱいいるはずだよ」
('A`)「裏鋭とか……後は元祖の『笑い男』ネムキとかが大物か」
('A`)「というかよ!?ルーファンがいるんだからエウロラ様が降臨したっていいよなぁ!?まさか死軍化されてるのか!?……それはそれでえっちじゃん……」
(;`・ω・´)(段々、みんな欲望を隠さなくなってきたな……)
◆どちらでもない
・カルバ:楽団から脱出した悪戯師
・ギノスクラーレ:タルザスに雇われ、誰かの替え玉をしている
・『笑い男』たち
( ^ω^)「結局、替え玉って誰のなんだお」
(´・ω・`)「そうだねぇ。当時の僕は、ネスタのコピーとして戦場に現れるのかな、なんて考えてたね」
('A`)「『彼』のコピーなんて線も考えたが、七割の再現できるかぁ?ってなるよなぁ」
ξ゚⊿゚)ξ「『笑い男』たちにも注目したいわ。なんだかんだで、結構な戦力なはずだし」
(`・ω・´)「忘れちゃならんのは、カルバから貰った楽屋裏のマーカー情報と、仕掛けた爆弾の起爆装置はまだ健在ということだ」
( ・∀・)「ショボンさん……こんなもんでよろしいでしょうか」
(´・ω・`)「まぁまぁじゃない。今回は結構詳細にリスト作ったね」
( ・∀・)「原作愛のせいで、だいぶ膨大なリストアップになっちまったがな」
(´・ω・`)「よくこんなの僕にやらせようとしたね」
(;・∀・)「でかいボードを要求したツケが返ってきちまったわ……」
( ^ω^)「でも助かるお。安心して次に進めるお」
(´・ω・`)「じゃ、また僕が進行役やってあげるよ。進もう」
※第二十七話 「まあなんとかなるだろ」と言った男が次の瞬間死んでいた:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844957383061
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第二十八話「グチャグチャ防衛戦」と、間奏十。
『刹那の滅び』を撃ったのは、十七億光年の彼方に隠された楽団の宇宙要塞だった。次の一発を防ぐため、『彼』はルーンが撃ったマーカーを追って飛び、要塞を貫いて粉々にする。だが帰り道、青い光と「こっちですよ」という声についていき、リーニアスの幻術に囚われて亜空間に隔離された。
それを確かめた楽団は、軍を隠していた亜空間を開く。千人から二千人のカイストの我力を一隻に束ねる黒い宇宙船、合力船が八百隻、降下を始めた。サイアは一騎打ちでフィロスを討ち、殲滅機関はわずか八人で第二軍を足止めして、軍団長アザカンを暗殺する。だがディンゴが呪術にかかって錯乱すると、合力船の光線が防衛側をなぎ払った。
そこへ素手のキルマが駆け上がり、光線をくぐり抜けて、触れただけで合力船を落とした。その映像に反応したのが、ティムカトゥランの眷族にされ、車に改造されていた裏鋭だった。暴走した「裏鋭車」の針の一突きで、すべての合力船が同時に分解する。
地上へ攻め込もうとしていた亜空間の一つは、出口に立ったシドとカ・ドゥーラの『魔界の炎』に丸ごと焼かれ、軍団長は次々に倒れていく。楽屋裏の別館では、『笑い男』たちが敵味方を入れ替える寝返りを決めた直後、ボレックの爆弾で講堂ごと吹き飛ばされた。
真夜中、戦火は七王町にまで届いていた。四海家は、木の棒とバールとおにぎりを抱えてリテシア荘に避難する。
間奏十の舞台は、楽団が撤退した後のスカーダ。リテシア同盟のサブメンバー、『ホワイトウイング』ボーメロイは、アルボル戦争でレンが泣くのをその目で見ていた。そして、タルザスはもう一度レンを泣かせようとしているのではないか、と口にする。
(´・ω・`)「第二十八話と、間奏十。……の前に、前回のボードがまだ出しっぱなしだね」
(;・∀・)「せっかく書いたんだから消さないでくれ」
('A`)「キルマ、見せ場なしで退場はしないでくれって言ったよな」
('A`)「……見せ場しかなかったぞ!!!」
ξ゚⊿゚)ξ「ベイオニールとキルマが共闘してるわ!!!」
(´・ω・`)「敵も味方も歓声を上げてたね。あそこだけ、戦争じゃなくてお祭りだった」
(`・ω・´)「『骸骨騎士』の再演がなされるとは感慨深い」
('A`)「あと、死軍化されてるネームド、結構多かったな。裏鋭はちゃんと登場してくれた」
( ^ω^)「当たってたお。……当たってたけど」
( ・∀・)「どういう発想したら裏鋭車とかいうのが出てくるんだよwww」
(´・ω・`)「楽団への勧誘を無視して、スタンと団長の弱点を探し続けてたから死軍化されたんだってね」
( ^ω^)「……いや、確かにそういうキャラかもしれんお」
(´・ω・`)「スタンの急所を探してて殺された男が、スタンの作った船の急所を見つけたわけだ」
(`・ω・´)「最期もいい。キルマは昔、裏鋭に教えを乞うたことがある。その相手と、すれ違いざまの手刀で決着だ」
('A`)「『急所は、やはり……美し、い……』……」
(´・ω・`)「シャキンは、ダブル・ツェンクの全力に期待してたよね」
(`・ω・´)「……二人とも、わざわざ北半球から運んでもらって、キルマを見物していた」
ξ゚⊿゚)ξ「観客席にいたのね」
(`・ω・´)「ここから、コンビとしての強さを是非発揮してほしいな」
( ^ω^)「ブーンの『殲滅機関やべーお』は大当たりだったお」
( ・∀・)「八人で合力船を三百隻止めて、軍団長を暗殺して、それで『今はまだ前座です』だからな」
ξ゚⊿゚)ξ「……で、私は『笑い男』たちに注目したいって言ったわよね」
( ・∀・)「言ったな」
ξ゚⊿゚)ξ「注目した途端に、講堂ごと吹き飛んだんだけど……」
(´・ω・`)「ボレックってこんなに強かったんだねぇ」
( ^ω^)「僕もちょっと期待してたから、何とも言えない気分だお」
(´・ω・`)「そのボレックも、顔の左側が元帥に似てるって部下に言われて、反逆を決めた。部下は『キャラかぶりは殺せっ』で大盛り上がりだ」
(´・ω・`)「せっかくだからボードを活用しようか。ブーンは前回、守護者側は無理じゃないかって言ってたよね」
( ・∀・)「軍団長の欄、七人中五人に線が引けるぞ。フィロス、アザカン、モルラーダ、シャグメック、クークー」
( ^ω^)「勝ってるお!」
('A`)「にしても楽団、甘くねえか。裏鋭もカルバも、眷族にして使うより、敵に回らないことの方がよっぽど大事だろ。封印しとけよ」
( ・∀・)「カ・ドゥーラがいるのも分かってたのに、亜空間ごと丸焼けだしな。スタンも、どうせ弱みに付け込むなら契約でちゃんと縛っとけって」
(`・ω・´)「甘いのではない。あれは戦士だ。フィロスの部下たちは、一騎打ちの後の会話が終わるまで、手を出さずに待っていた」
ξ゚⊿゚)ξ「クークーも言ってたじゃない。『カイストの戦争にチームワークを期待するのは無理というもの』って」
(´・ω・`)「対策しても無理なくらい、力の差があったのかもしれないけどね」
(`・ω・´)「アザカンの最期の言葉が、答えかもしれん。『結局、カイストは個人の強さが全てかよ』」
( ^ω^)「……でも、テレビの中は勝ってる感じなのに、真尋の家はおにぎり持って避難してるお」
ξ゚⊿゚)ξ「『あっちの皆さんにもお夜食を出さないとね』……真尋のお母さん、強すぎるのよ」
('A`)「親父さんは木の棒とバールだしな」
(`・ω・´)「……一般人なりの、覚悟だ」
(´・ω・`)「最後に間奏十。スカーダのボーメロイ」
( ^ω^)「急に静かになったお」
('A`)「……正直、この間奏いるか?ここでやるなら、ばらまいた謎をちょっとでも回収してほしかったぜ」
ξ゚⊿゚)ξ「でも、アルボル戦争でレンが泣くのを、その目で見た人よ。『あれは……美しかった』って」
(´・ω・`)「すぐ後に、辛かった、とも言ってる。だから二度と泣くところを見たくない、って」
(`・ω・´)「レンの過去に一番近い証人を出しておいて、感想だけで終わるのは惜しいな」
( ^ω^)「それより、タルザスがもう一度レンを泣かせようとしてる、ってどういうことだお」
(`・ω・´)「選ばせているようで、選ばせない男だからな」
( ^ω^)「……ちょっと怖くなってきたお」
(´・ω・`)「間奏は、第一死軍の出陣で終わる。次、第二十九話『てめえら邪魔だ、道を空けやがれ』」
( ^ω^)「題からして、誰か来る気満々だお」
ξ゚⊿゚)ξ「ところで一つだけいいかしら?」
( ^ω^)「どうしたお」
ξ゚⊿゚)ξ「ルーンの兄者呼び。鼻血出そうになったわ」
( ^ω^)「はいはい」
※第二十八話 グチャグチャ防衛戦:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844957645213
※間奏十 スカーダ リテシア同盟サブメンバー『ホワイトウイング』ボーメロイ:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844957945768
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第二十九話「てめえら邪魔だ、道を空けやがれ」 一~五
零時過ぎ、ディンゴが正気に戻る。呪いの入口は、セファルスの配信だった。続けて楽団は、呪術『唯呪必滅』でセファルスを殺しにかかる。ヴァイレックは蘇生剣でセファルスを一度殺して術を外させ、自分が身代わりに呪いを受けた。術を外したサネロサは爆ぜ、ジオが打ち返した罪で、補助についていた軍団長アーラエーも溶け落ちる。
楽団の本陣では、ティムカトゥランが切り札を切る。『破滅の魔物』ガワンバラバンガ。あらゆる攻撃を吸い込んで糧にする巨大な魔獣が、百体を超えて宇宙に浮かび、セルドナを包む防御結界まで吸い始めた。突っ込んだ『ストレート』ゴスラムはあっけなく食われ、レンが一体を撃ち落とすが、その反動で体がまたちぎれる。
その頃、コー・オウジはカルバや『天啓』ガレクシアたちを連れて、楽団のアジト『漂流する楽屋裏』に乗り込む。着いた途端に押したのは、カルバが仕掛けていた爆弾の起爆ボタン。三百二十六個が一斉に爆発した。
本陣のティムカトゥランのもとへは、殲滅機関とボレックが続けて攻め込む。ボレックは元祖『笑い男』ネムキの拳に沈んだが、元帥は逃げるかどうかを三十秒迷った末に、狙撃で頭の上半分を吹き飛ばされた。予備の体へ移る途中で『粘土遊び』カタ・ハマンに支配されかけ、そこへ現れたフロウが、周りの者ごと元帥の体を輪切りにして去る。最後に現れた『空っぽの空』が、元帥の二つの頭を抱えて持ち去った。
( ^ω^)「第二十九話、前半だけ読んできたお」
(´・ω・`)「長いからね。今日は五まで」
( ^ω^)「……ティムカトゥラン、退場したお」
( ・∀・)「さすがフロウ!」
( ^ω^)「いや……ちょっと強すぎじゃないかお」
( ・∀・)「いいんだよ!初代『節目のカイスト』は伊達じゃないぜ!」
('A`)「推しだったら何でも許されるのずるくない?」
ξ゚⊿゚)ξ「ティムカトゥランの首を持っていく空。……いいわね」
(´・ω・`)「正直僕もちょっと歪な愛を感じたから困る」
ξ゚⊿゚)ξ「そんなことより、サネロサとアーラエーの関係よ!」
ξ゚⊿゚)ξ「あれは愛だわ!作中で一番のラブシーンよ!!!」
( ^ω^)「だれかこの女黙らせろ」
( ・∀・)「ところでな、楽団側にちょっと言いたいことあるんだが」
('A`)「あいつら反省する前に退場していくからな。俺にも言わせてくれ」
(;´・ω・`)(みんな熱くなっとる……)
('A`)「まずアーラエーだ。ディンゴの蟲が十五分で駆除された時点で、向こうに腕のいい呪術士がいるって気づけよ」
( ・∀・)「何じゃこりゃ音頭で踊ってた奴を、あっさり治したんだからな」
(´・ω・`)「一応弁護すると、恨みを溜めきって『唯呪必滅』を外した相手は、それまで『彼』とネスタだけ。自信を持つのも分かるよ」
ξ*゚⊿゚)ξ「それよりジオよ。ヴァイレックの短剣に『ひとまずはお前の勝ちだ。……いや、俺達の勝ち、と言うべきかな』……」
( ^ω^)「同じ温度で別ベクトルの話するのやめて」
(`・ω・´)「自分の死まで計算に入れて、格上を落とす。『呪術は、楽しむものではないからな』だ」
('A`)「二人目、ティムカトゥラン。魔物の使い方がもったいねえ」
('A`)「俺ならまず、雑兵の死軍を全部ばらまいて、セルドナを乱戦にする。そこへ魔物を落として、敵も味方もまとめて食わせる。敵が減ったら生きてる軍を出して、死んだネームドは死軍にして出し直す。これを繰り返す」
( ^ω^)「ちょっとティムカトゥランについて拡大解釈しすぎだお。そんなことできる描写はなかったお」
('A`)「いーじゃん!!!こういう妄想したいの!!!」
(`・ω・´)「だが元帥は、魔物の暴走を一番恐れていた。食えば食うほど育つ相手だ。戦場ごと食わせれば、手がつけられなくなる」
(´・ω・`)「楽団の勝ちは、レンの魂を確保することだしね。何でも食べる魔物とは、相性が悪いのかも」
ξ゚⊿゚)ξ「反省会なら、守る側もやりなさいよ」
( ・∀・)「じゃあアイルガラスト。持ち主のダラートはとっくに死んでて、地面に刺さりっぱなし」
('A`)「プレCの魔剣にワクワクしてた俺の気持ちを返せ」
( ・∀・)「世界が滅ぶかどうかって時なんだから、強い奴がさっさと拾って使えよ」
( ^ω^)「ゴスラムも、まっすぐ突っ込んで食われたお……」
('A`)「『あ、食われたなあ』で終わりだからな。あっけねえ」
(´・ω・`)「先進まないから、この話題終わりにしてくれ」
('A`)「しゃーねーな……ボレックは反逆しに行って、ネムキに一発で頭を飛ばされてたな。大物って言った俺の目は確かだった」
( ^ω^)「フロウも、前にやべーカイストだって言ったけど、想像の上だったお」
( ・∀・)「挨拶して入ってきて、帰ったあとには周りが全員輪切りだもんな」
ξ゚⊿゚)ξ「……やっぱりコー・オウジって化け物よりじゃないかしら?」
( ・∀・)「そうだが?ついた陣営に絶対の勝利をもたらすんだからな!さすが俺の推し!!!」
('A`)「守護者も楽団もコー・オウジがいるせいで、心の奥ではこんな戦争茶番じゃん、とか思ってたら嫌だな……」
( ^ω^)「でもちょっとありえそうなのがもっと嫌だお」
(`・ω・´)「カルバの爆弾はしっかりと使われたな」
( ・∀・)「カルバの『ちょっ』が間に合ってないのがいい」
(´・ω・`)「行き先を回復エリアに変えたガレクシアの、『理由は分からん。だがそうすべきらしい』も好きだな」
('A`)「無茶苦茶やりすぎだろ……スタンが不憫に思えてきた」
( ^ω^)「で、反省会の結論はどうなるお」
( ・∀・)「反省する本人が、だいたいもういない」
('A`)「残ってるのはスタンだけか。あいつのことだから、まだ切り札はあるはずだ」
(´・ω・`)「じゃあブーン、後半を読んできて」
( ^ω^)「行ってくるお」
※第二十九話 てめえら邪魔だ、道を空けやがれ 一~五:https://kakuyomu.jp/works/822139844774640613/episodes/822139844958046603
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まだコメントはありません。最初のひとことをどうぞ。