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ノートマート網走番外地前店 一時閉店のお知らせ

コーン・フィールド   【iybi,hwc】

4,868 字

不条理コメディ、パロディ

"死んだはずのジジイが、世界を巻き込む「ボケのバイオハザード」を引き起こす!?"

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ジジイ:張り紙を貼っている

「長い間のご愛顧ありがとうございました  ノートマート網走番外地前店は閉店しました」

この張り紙を見るものは…もちろんいない

翌朝…

ジジイ:誰だ こんな紙貼ったのは縁起でもねぇ

ビリビリビリ で ポイ

ババア:あんただよ、嫌だ嫌だボケジジイはさ

翌朝…

シャッターを開けようとしたジジイ、雪の上に前のめりに突っ伏して、絶命

ババア:嫌だよポッポ屋じゃあるまいしおまいさーん葬儀屋に電話してちょーだい、おまいさーん

ジジイ:雪の上に突っ伏しながら葬儀屋にiPhone 18 Pro MaxでTEL

もしもし、カツ丼2つ

葬儀屋:所長室に特上でいいっすよね!守衛室に並?

ジジイ:カツ抜き…ツケ、で…

ガチャン…ツーツーツーツー………

つづく

翌朝…

ジジイ、雪の上に突っ伏しながら

ジジイ:抜いたカツは……誰が食うんじゃろーなぁ……葬儀屋じゃろか……

ババア:知らねーよ…死ねやバカたれが……

ジジイ:死んどるよ………………

ツーツーツーツー…………

翌朝…

ババア:ありゃりゃ、ジジイの死体がのーなっとるこりゃいかん……

エプロンのポッケから出したGalaxy S26 Ultraで慌ててTEL

ババア:あーもしもしあーIMFさん?あーよかった通じたか?通じたよな?いやあーはじめで、づかうでなもー通じんかと思ったよーイヤ、これなジジイとおそろでよiPhone 18 …ナンタラにしようと思ったのよ最初はな……したっけジジイがよーん?ん?ん?あー要件かぁ、要件なぁ…

なんだっけ…あんた知っとる?

ガチャン、ツーツーツー、…………

ババア:なんだよぉ、いきなり切りやがってよぉーまったく、さいぎんのIMFのわげー職員さんはよー

なってねーよ、イーサン……んがもっと教育せんとよーイーサン……ん……イーサンさ……イーサンさんあーもう言いにくね

そうじゃそうじゃ、

指を折りながら

ババア:ににんが4にさんが6ジジイが死、遺産はワシ……

そうじゃそうじゃ、イーサンでねぐでよ、遺産の話じゃった…

再びGalaxy S26 Ultraのダイヤルを押しはじめるババア

くしゃみするイーサン・ハント

つづく翌朝…

ノートマート網走番外地前店

上空

ガー、ピーピーピーッ、ガーザザッ……

パイロット:「アイエムエフ ワンワン、カレントリ オヴァー アバシリ ジャパン。 セッティング アップ サーベイランス」こちら ジャパンの網走シティ上空

ボケのバイオハザード事故発生現場確認!ジジイに封印していたボケが、拡散を始めてしまったようだ。

あっ!ババアが走っている!まずい!

ガー、ピーピーピーッ、ガー……ザザッ……

IMF釧路支部作戦本部:「状況は最悪だ、こちらIMF釧路作戦本部。至急詳細を求む!」

ガー、ピーピーピーッ、ガー……ザザッ……

パイロット:ラジャー……至急帰還し報告する

IMFのヘリコ急旋回

航空自衛隊 千歳基地内IMF専用ハンガーに向かう

つづく翌朝…

南米・ボリビア薄暗い一室ゆっくりと回転するシーリングファン

遠くの窓から南米の強い日差しが差し込んでいる

中古の「ぶら下がり健康器」にJudo white beltで足を縛りつけ、逆さまになり、腹筋を行う、イーサン・ハント

イーサン:ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ、ハァ

荒い息床に滴る大粒の汗が黒いシミとなる……

突然イーサン愛用iPhone 11 64GBモデルバイブ機能が起動iPhone 11 64GBモデルに手を伸ばすイーサン

あと少しで手が届かない…ほんのあと少し………諦めないイーサン

必死で手を伸ばし、指を伸ばす……

もう少し…もう少しだ…指先が……触れ………

イーサン愛用iPhone 11 64GBモデルの

バイブが途切れる

伸ばした手を下ろし、逆さまのまま首を振るイーサン

イーサン:やれやれ…

引き続き腹筋を始めようとするイーサン

再びバイブ起動

今度は素直に足の紐を解こうとするイーサン

なかなか解けない少し慌てているようだかなり慌てている

しかし…慌てれば慌てるほど……じゅ、Judo white beltが…

がんばれイーサン!

つづく翌朝…

IMF釧路支部作戦本部ICレコーダーアップから録音音声が流れる

パイロット:こちら ジャパンの網走シティ上空ボケのバイオハザード事故発生現場確認!ジジイに封印していたボケが、拡散を始めてしまったようだ。

あっ!ババアが走っている!まずい!

ガー、ピーピーピーッ、ガー……ザザッ……ICレコーダーを操作するコ・エージェントに顎をしゃくって指示するユージーン・キトリッジ

ICレコーダーを再生するコ・エージェントパイロット:ジジイに封印していたボケが、拡散を始めてしまったようだ。

あっ!ババアが走っている!まずい!

もう一度再生されるICレコーダーパイロット:あっ!ババアが走っている!まずい!

コ・エージェントを手で制して再生を止めさせるユージーン・キトリッジ

スチールデスクの前に腰掛けて再生音声を聞いていたパイロットのその前に乱暴に腰掛けるユージーン・キトリッジ

ユージーン・キトリッジ:ババアが走ると……何がまずい?

おしだまるパイロット

ユージーン・キトリッジ:ババアが走ると……何がまずいんだ?

押し黙っているパイロット

ユージーン・キトリッジ:ババアが走ると……

声を荒げる、怒声だ

一体!何がまずいんだ!?

室内の全員がビクッとする

押し黙っているパイロット

ユージーン・キトリッジ:教えてやる

ババアは走ると……

転びやすい……

そうだな?

押し黙っているパイロット

ユージーン・キトリッジ:ババアは走ると……と・て・も・転びやすい……

怒鳴り声

そういうことだな!?

室内の全員がビクッとする

パイロット:そ、そうです

ユージーン・キトリッジコ・エージェントに振り返る

ユージーン・キトリッジ:イーサンとはまだ連絡は取れんのか!?

その時、ドアのノブがゆっくりと回る

ガチャッ…

ドアがゆっくりと開く

ユージーン・キトリッジ:遅いぞイーサン…

ドアに振り向いたユージーン・キトリッジ:

唖然とした表情開いた口からコーンパイプが床におち乾いた音を立てる

カラカラカラッ、カーン〜〜〜〜音はエコーで余韻を残す

その余韻が冷めぬまま…部屋に踏み入るアーミーブーツ アップ

思わずつぶやくユージーン・キトリッジ:カ、カ、カツ丼2人前………

謎の男口元アップ:カツ抜きで………

ユージーン・キトリッジ:TU・KE・DE………

つづく

翌朝…

ドアのノブがゆっくりと回る

ガチャッ…

ドアがゆっくりと開く

九八式軍衣(昭和13年制式)に身を包み九九式小銃を肩に担いだ男がゆっくりと部屋に入ってくる

ベンジー・ダン:フー・イズ・ディス・ナッジョブ?

ぶら下がり健康器に足をくくりつけ逆さまにぶら下がったまま

イーサン・ハント:確かに…まともじゃねぇなこのジジイ…

男の九九式小銃を取り上げる

ベンジー・ダン

大人しく従う男

ベンジー・ダン:両手を首の後ろで組みな

他に武器を所持していないか身体検査をするベンジー・ダン

身体検査をしながらベンジー・ダン:お前一体何者だ?

どうして我々が南米の、ましてボリビアのそして、この部屋にいることを知ってる?

男:俺か?俺が誰か?お前本当に知りたいのか?

依然逆さまのイーサン・ハント:そこまで俺たちの行動を熟知し、そしてここまで追いかけている男

お前……旧日本帝国陸軍の……

コスプレイヤーだなその一式…そうだな…

中田商店だろ

ニヤリと口元を歪める男:そこまでわかってるんじゃぁ仕方がない

しかし、ただのコスプレイヤーだと思うなよ

俺が……今お前らIMFが躍起になって探している…

片手を上げ、名乗りを上げようとする男を制して

イーサン・ハント:お前……ジジイだな

ジジイ:あたり!それにしても日本からボリビアまでこんなに遠いとはな(笑)

ベンジー:確かに、絶対遠いだろ日本・ボリビアは

ジジイ:これがチャッピーに教えてもらったルートだよ見てみるかい?

逆さまのイーサンの前にジジイとベンジーが歩み寄りじじいが差し出したメモを3人で覗き込む

網走からボリビアへの最速ルート構成網走駅前から「網走バス(女満別空港線)」(約30〜35分)

 女満別空港➔ 羽田空港(約1時間50分〜2時間)

羽田 ➔ マイアミ国際空港(約11〜13時間)

マイアミ国際空港➔ボリビア・ラパス空港 (約6〜8時間)

※アメリカ経由は本数が多く最速の選択肢になりやすいですが、米国入国資格(ESTA)が必須となり、乗り継ぎ時にも一度荷物を引き取って入国審査を受ける必要があります。

イーサン:イヤー遠いね、こうして改めて見てみるとさ

ベンジー:結構かかったんじゃない?

ジジイ:えっ?お金?時間?

ベンジー:あっあー、時間のつもりだったけど…言われてみると両方気になるね後学のために、ここは一つ両方いい?

ジジイ:時間はさ、大体ね…45時間…くらいはかかったねなんだかんだで

イーサン:それはそれは!しんどいねぇで、ちなみに交通費は?

ジジイ:これさ、意外と安くて…

いくらぐらいだと思う?

逆さまのままのイーサン:マイルなしで?

ジジイ:もちろんマイルなしで

ベンジー:うーん、むつかしぃー

イーサン:確かに、ムズイなズバリ片道30万!

ジジイ:と、思うでしょ?チャッピーおすすめチケットだとさ

イーサン:うんうん

ジジイ:なんと片道14万円!

ベンジー:マジかー!やっす、チャッピーやっす!

ジジイ:チャッピーがいなければ、到底ここまで辿り着けなかったよ

俺にとってのチャッピーは

イーサンに視線をやってなぜだかウインク

ジジイ:お前にとってのルーサー・スティッケルってとこだな

イーサン:よせよ(笑)

ベンジー:まぁ、なんにせよ遠方より友来るだなちょっとは、もてなさねばな

イーサン・ハント:ベンジー、その前に

イーサンを見るベンジー・ダン

イーサン・ハント:やることがあるだろ

ベンジー・ダン:下ろせってか?もはや好きでやってんのかと思ったよ(笑)

ちょっと待ってろよ

引き出しからアーミーナイフを取り出し柔道の白帯を切ってやるベンジー

3人でスチールテーブルの周りに集まって手にはシャンペングラス

イーサン:では、我々の出会いに

ジジイ・ベンジー:我々の出会いに

3人:かんぱーい!

ダダダダダダッ!

ドアが蹴破られマシンガンが掃射される

粉々になるシャンペングラス机を倒し陰に隠れる3人

ダダダダダダッ!

銃弾に耐える3人

ダダダダダダッ!

ピタッと銃声が止む

マシンガンを構えた集団が

蹴破った扉から室内に入ってくる

倒した机の陰で顔を見合わせる3人

イーサン:なんなんだ、こいつらジジイ、まさかお前の仲間じゃなかろうな?

誰かが激しく走る足音が遠くからどんどん近づいてくる

ジジイ:あっ!ババアが走っている!まずい!

まずいぞ!ババアだ!ババアが走ってくる!

イーサン:ジジイとババアがボリビアでご対面か…

で、ジジイ、どんなババアなんだ?
今も猛スピードでこっちに走ってくるババアは?

ジジイ:いいか、絶対にババアの目を見るなよ石にされちまう

ベンジー:まじか!嘘だろ!

ジジイ:嘘だ

つづく

── 了 ──

読んでくれてありがとう。良かったら作者にスキを送ろう。

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