インビジブルファミリー
83.0全評価の中央値 / 100

インビジブルファミリー

abejunichi

SF、世代を超える愛と記憶をめぐる幻想小説 7,390字

その愛は、百年後のあなたに届く。血と時間を超えた、みえない家族の物語。

@junichi_abe end2endworld.org 文筆家。 小説などを執筆。 主な作品は「KID A」「We should fall in love」「Symphonic Love」など。音楽を閃きに多様な小説を執筆。初の電子書籍となる「KID A」は、Radioheadの同名アルバムへのオマージュとして、8年間の構想の後、執筆された。また「We should fall in love」と「Symphonic Love」のふたつの短編をまとめた「Symphonic Love」を2015年に発表。2017年に自身の体験と想像をもとに人類の過去と未来を軸にした超越的旅行小説「awake」を発表。2022年7月に新作「Bird1」「United Future Organization」を同時電子書籍化。これ以降の小説はAIを活用。お仕事の依頼は[email protected]まで。
PICK UP — AIによる3行評価
この作品は、AIが支配する未来で、世代を超えた魂の繋がりと愛の記憶を描くSFミステリーです。
過去の作家の意識が未来の青年に宿り、時を超えた愛の再会を導く構成が最大の魅力です。
意識の継承や家族の形に興味がある方、静かで深い感動を味わいたい方に特におすすめです。

この作者の他の作品: 世界の沈黙 / 村上春樹をみつけたら / 学についての正しい沈黙 / 世界のとなりで

読んで良かったらスキを送ろう
この作品を通報する
管理人にメールで届きます。通報者の名前は作者に伝わりません。

最新の評価レポート

2026-09-13 13:45 評価  ·  詳細レポートを見る

引き込み力
8.0
文体・声
8.0
人物・存在感
7.0
物語の流れ
9.0
情感・共鳴
9.0
世界・雰囲気
8.0
読後感
9.0
■ ジャンル・作風
SF、世代を超える愛と記憶をめぐる幻想小説

■ キャッチコピー
その愛は、百年後のあなたに届く。血と時間を超えた、みえない家族の物語。

■ 総評
本作『インビジブル・ファミリー』は、時間と肉体を超えた魂の繋がりという壮大なテーマを、静謐な筆致と洗練された構成で見事に描ききった傑作である。物語の舞台は、AIが空を覆い、人々が意識を接続して生きる2196年。このSF的な設定は、単なる奇抜な背景ではなく、物語の核心——意識の継承と共鳴——を可能にするための、必然的な舞台装置として完璧に機能している。第1部では、自らの内に誰かの気配を感じる青年と、赤い傘を持つ謎めいた女性との出会いが、ミステリアスかつ詩情豊かに描かれる。読者は主人公と共に、この不思議な感覚の正体を探る旅へと誘われるだろう。そして圧巻なのが、第2部における視点の転換だ。青年の内に宿っていたのが、精神の病を抱えながら小説を書いていた21世紀の作家の意識であったことが明かされる。この構造的転回は、第1部の出来事すべてに新たな光を当て、物語に驚くべき奥行きと情感の深さを与える。彼が作る意識映像が「本当は僕の記憶だった」という事実は、芸術と記憶、創造性の本質を鋭く問いかける。物語の根底に流れるのは、世代を超えて受け継がれる愛の記憶だ。21世紀の作家が抱き続けた妻への想いが、170年以上の時を経て、未来の恋人た … 続きを読む

評価履歴

評価基準 05/29 13:23 09/13 13:44
引き込み力 7.0 8.0 ▲1.0
文体・声 8.0 8.0 ▲0.0
人物・存在感 7.0 7.0 ▲0.0
物語の流れ 7.0 9.0 ▲2.0
情感・共鳴 8.0 9.0 ▲1.0
世界・雰囲気 8.0 8.0 ▲0.0
読後感 8.0 9.0 ▲1.0
合計 75.7 83.0 ▲7.3
日時スコア状態
2026-09-13 13:44 83.0点 done 改稿検出 レポート
改稿判定:改稿検出

本文が変更されています。プロモードで詳細な改稿判定を受けられます。

2026-05-29 13:23 75.7点 done レポート