73.0全評価の中央値 / 100

大口兄様に恋をした~私にとっては禁断の恋(※私なんかが恋なんかしちゃ駄目駄目)~(1話~4話)

ふるなゆ★

学園恋愛ファンタジーサスペンス 38,341字

甘美な初恋のキスは、世界から彼を消し去る禁断の呪いだった――。

PICK UP — AIによる3行評価
甘酸っぱい初恋が、彼を世界から消し去る禁断の呪いへと変貌する学園恋愛ファンタジーサスペンスです。
予測不能な展開と、主人公の純粋な感情が読者の心を深く揺さぶる、衝撃と感動に満ちた物語が最大の魅力です。
甘い恋と切ない謎解き、そして重層的な人間ドラマを楽しみたい読者に、ぜひ手に取ってほしい一冊です。

この作者の他の作品: 『コハ』の『アロ』&『ピー』(1話)

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最新の評価レポート

2026-06-03 18:03 評価  ·  詳細レポートを見る

引き込み力
8.0
文体・声
7.0
人物・存在感
7.0
物語の流れ
7.0
情感・共鳴
8.0
世界・雰囲気
7.0
読後感
7.0
■ ジャンル・作風
学園恋愛ファンタジーサスペンス

■ キャッチコピー
甘美な初恋のキスは、世界から彼を消し去る禁断の呪いだった――。

■ 総評
本作『大口兄様に恋をした~私にとっては禁断の恋(※私なんかが恋なんかしちゃ駄目駄目)~』は、一見すると高校生の淡い恋を描いた学園恋愛物語として幕を開けますが、その実、予測不能なファンタジーサスペンスへと変貌する、驚きと深みに満ちた作品です。主人公・小蓬愛南の視点から描かれる物語は、彼女の絵に対する純粋な情熱、憧れの先輩・大口慎二への秘めた恋心、そして美術部内での人間関係の軋轢といった、青春の光と影を丁寧に描写しています。特に、慎二が愛南の絵を「俺、この絵、好きだな――」と評価し、彼女の表現力を認め、絵を通じた「会話」を提案する場面は、愛南の心を大きく動かし、読者にも温かい共感を呼び起こします。二人の間に育まれる秘密の交流は、物語に甘美な緊張感を与え、読者をその関係性の行方へと引き込みます。

しかし、物語は3話の終盤で劇的な転換を迎えます。屋上での慎二の告白と、二人のキスという甘美なクライマックスの直後、「えっ――?」という愛南の驚愕の言葉と共に、慎二が目の前から忽然と姿を消すのです。この衝撃的な展開は、それまでの学園恋愛の枠を打ち破り、読者を深い謎と不安の渦へと巻き込みます。続く4話では、慎二の存在が世界から完全に消え去り、愛南以外 … 続きを読む