74.0全評価の中央値 / 100

そこにいたのは

口無し

現代ホラー、都市伝説 1,659字

日常に潜む、逃れられない恐怖の呼び声。

@https://x.com/vtzsSmejtq94755 何気ない日常の中に混じる、説明ができない違和感を小説にして投稿しています。

これは、昔からの友人が関わっているとあるアパートの話です。

PICK UP — AIによる3行評価
日常に潜む不気味な気配が、じわじわとあなたを恐怖の底へ引きずり込むホラー短編集です。
視覚に頼らない聴覚への訴えかけが、想像力を刺激し生理的な恐怖を呼び起こすのが魅力です。
じわじわと迫りくる静かな恐怖を味わいたい方や、後を引く読後感を求める方におすすめです。

この作者の他の作品: 友人からのURL / 電柱のナニカ

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最新の評価レポート

2026-07-01 21:37 評価  ·  詳細レポートを見る

引き込み力
8.0
文体・声
7.0
人物・存在感
7.0
物語の流れ
7.0
情感・共鳴
7.0
世界・雰囲気
8.0
読後感
8.0
■ ジャンル・作風
現代ホラー、都市伝説

■ キャッチコピー
日常に潜む、逃れられない恐怖の呼び声。

■ 総評
本作『そこにいたのは』は、日常のささやかな風景から、じわじわと読者を恐怖の淵へと引きずり込む、見事なホラー短編です。友人の怪異から始まり、語り手自身がその渦中に巻き込まれていく過程が、抑制された筆致で描かれています。特に「低く野太くなって息も荒くなって、まるで友人とは思えない声」というインターホン越しの描写は、視覚情報が遮断された中で聴覚に訴えかけることで、読者の想像力を最大限に掻き立て、生理的な恐怖を呼び起こします。数年後の再訪、そして「ひさシぶり…」「マタ、アオウネ…」という言葉は、一度触れてしまった異界からの呼び声が、決して終わらないことを示唆し、読者に深い戦慄を残します。語り手もまた行方不明となる結末は、この物語が単なる怪談に留まらない、根源的な恐怖を描いていることを証明しており、読者の心に長く残る鮮烈な読後感を与えます。

■ 各基準の評価
1. 引き込み力(8/10)
冒頭の何気ない学生生活の描写から、友人の「なぁ、俺の部屋幽霊おるかもしれん」という一言で、物語は一気に不穏な空気を纏い始めます。特に休校日のゲーム中、友人が「ちょっと見てくるわ」と部屋を出て行った後の展開は、読者の心臓を鷲掴みにするかのようです。インターホン越しの「早く開けて」という声が「低 … 続きを読む